凰建設の森です。

梅雨真っ盛りですね。
昨日も、にわか雨が降ったりして
なかなか気持ちよく晴れません。

天気が良く見えても、いざ
外に干すと雨が降りそうで
やっぱり室内干しにしようか。

など、生活において悩むことも
あるかと思います。

色々な方が言っているのが、
梅雨時の除湿は難しい。です。

例えばこんな天気の日
↓     ↓
%url1%{http://www.ohtori.net/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202019-06-13%2012.41.50.png}

19.3℃96%の空気。
そのままでは洗濯物は乾きません。
外に干しても乾きません。

高気密高断熱の家なら、
内部発熱もありますので家の中は
外気+5℃くらいになります。
(上がり幅はバラバラです)

単純に5℃気温が上がって
室内が24.3℃になると、
湿度は相対的に下がって71%です。

扇風機で風を当てれば、
まあまあ乾く感じの空気です。

ここからが問題。

洗濯物を干すと湿気が出ます。
換気の具合にもよりますが、
この状態で室内干しをすると、
24℃80%くらいになります。

どんどん乾きにくくなるので
やっぱり何かしらの対策が
欲しくなります。

エアコンの除湿運転だと
22℃70%くらいにできます。
これまた、あまり乾かない空気です。

逆に家を温めていくと
27℃67%くらいになります
実はこっちの方がよく乾きます。

「除湿」という言葉を聞くと、
からっとするイメージですが
絶対湿度は下がるものの相対湿度は
下がるどころか上がることも。

家電のドライヤーって、
温める道具ですよね。

空気を温めると、相対湿度が下がり
湿気を奪う力が大きくなります。

だから、エアコンの除湿で絶対湿度を
さげつつ、何かで温度を上げる。

それが最も効率の良い空気の
乾かし方になります。

それを一台のエアコンでやるのが
再熱除湿モード付の商品になります。

空気中の水を結露させつつ
冷やし過ぎた分を温めれば
理屈の上では再熱除湿です。

水を結露させるのは除湿器や
エアコンなどに限られますが
空気を温める方法はなんでもOK。

効率は悪いですが、デロンギでも。
熱を効率よく起こすならエアコン。

ちなみに、、、
現在の弊社モデルハウスは
再熱除湿モードにて運転です。

小屋裏エアコンと、1階のデロンギ。
電気余ってますので許して下さい、、

例えば今日のお昼前。
パッシブハウスのモデルハウスは
こんな感じです。
↓     ↓
%url2%{http://www.ohtori.net/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202019-06-13%2011.43.43.png}

今日は天気が良かったのですが、
外が27.9℃48.5%(11.6g/kg)
中が24.5℃44.0%(8.5g/kg)と
カラッとした空気になってます。

絶対湿度8.5g/kgは人によっては
喉の乾燥感を感じる湿度です。

高気密高断熱の住宅で
再熱除湿をしっかりと行うと
こんな感じの空気になります。

ちなみに一般の住宅ですと
絶対湿度換算で10g/kg程度が目安。
それ以上はやりすぎです。

そこは程々に。

日本において、夏に本当に低湿度な
環境を体感したことある人は
実はあんまりいません。

まず高気密高断熱の家が少ない。
その上で適切に計算されてエアコンの
設置がなされている家が少ない。

だから、カラッとするという言葉で
何となくのイメージは出来ても、
それがどんな感じなのかは
住んでみないと分かりません。

この梅雨時から9月までにかけては
家の性能を体感しに行くチャンスです。

モデルハウスや実績の住宅が
23℃75%みたいな空気になってたら
そこの会社は残念ながら性能設計が
出来ている会社とは言えません。

性能の悪い住宅に過大な設備で
力任せの冷房をしているだけです。

どれだけエネルギーを使うことなく
高温度低湿度の環境を夏に実現するか。
設計者の腕の見せ所はそこです。

27℃45%くらいの空気ですと、
面白いように洗濯物が乾きます。

あ、最後に注意点です。
住んで最初の夏は、
上記の乾燥状態にはなりにくいです。
基礎をはじめ建材からの放湿が
あるからです。

3年目くらいから、徐々に
いい状態になっていきます。

家全体をどれだけ高温度低湿度に
出来るかという限界値を
探っておくのも面白いですね。