凰建設の森です。

昨日は構造塾の全国大会に。

恐らく木造の構造計算事務所として
日本で一番有名な会社である、
新潟のM’s構造設計さん。

そちらの所長さんである佐藤さんが
全国に構造計算の普及を広める為
開催しているのが構造塾です。

熊本地震をきっかけに、耐震等級3
の重要性が一気に広まりました。

その旗振り役をしているのが、
構造塾と言っても過言ではない。

そんな存在の団体さんになります。

凰建設は構造塾の会員では
無いのですが、塾長はじめ
スタッフの方とも仲良くさせて
頂いておりまして、今回
全国大会に出席を致しました。

既に耐震等級3を標準として
おりますので、構造的には
とりあえず及第点におりますが、
構造性能の追及に終わりはない。

もっと効率的な架構を考える。
デザインも断熱性能も構造性能も
ボトルネックを作ることなく
レベルアップさせていく。

その必要性を再認識しました。

耐震等級1と耐震等級3
その違いって分かりますでしょうか。
↓     ↓
%url1%{http://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2019/11/DSC_7986-down.jpg}

地震から人の命を守るのは
どちらも同じなんです。

現行の建築基準法を守って
家を建てていれば熊本地震でも
人の命を奪う家にはならない。

しかし、財産はまた別です。

耐震等級3の家はそのすべてが
現在も住み続けられています。
住み続けられる率100%です。

耐震等級1の建物の場合、
住み続けられる率はおよそ60%。

これを高いとみるか低いとみるか。

熊本地震で築浅で家がつぶれた人は
ローンが残ったまま、アパートに
引っ越して住んでいるんです。

もう形の残っていない家の為に
毎月何万円ものお金を払う。

あなたには耐えられるでしょうか。

耐震等級を3にするかどうかで、
100万円以上の差額が出ます。

それ以上に、間取り等の制約が。

パッシブデザイン上、南の窓を
大きくしようとすると、
構造的には不利に働きます。

両立を目指すとこんな感じに。
↓     ↓
%url2%{http://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2019/11/9290eb566fd905351765904fe8f88cf1.png}

実際には、殆ど気になりません。

だけど、嫌がる人がすごく多い。
今までそんなのが入っている家、
見たこと無かったからです。

(鉄骨だとよくあるんですが)

凰建設も熊本地震を機に、
耐震等級3を標準としました。

耐震等級が1とか2の設計と、
3の設計ではやっぱり間取り時に
配慮すべき構造関連項目は
随分増えるなと感じております。

実際に、打ち合わせの中で、
窓に鉄筋の筋交いが入る話になると
「耐震等級は3じゃないとダメ?」
みたいな事を仰る方もいます。

耐震等級1の建物を建てるのも自由

だけど、潰れた建物を前にして
「なんであの時3を勧めなかった!」
ってあなたに言わせたくない。

だから、耐震等級3は絶対なんです。

出来れば、窓にバッテンの
筋交いが入る事も、許容してほしい

多分、日本の家はそのうち
それが当たり前になりますから。

ダメでしょうかね???