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離れの新築ならこれもアリ

日本人の暮らし

凰建設の森です。

本日から、浜松の空調講座。
浜松地域での開催はこれで
2回目になります。

再履修の方もおられ、
難易度設定が難しい。

前回は2020年の夏。
コロナ真っ盛りの時で
懇親会もありませんでしたが
今回は、しっかり夜も勉強。

ぜひ最後まで頑張りましょう。

さて、本日の話題は、
離れの新築について。
地方都市に行くと、
敷地の中に離れを建てて
そこに若い夫婦が住む
という計画はよくあります。

今現在でも離れの新築工事が
進行中になりますので、
それなりに多いパターン。

そういう時に使える考え方について。

通常、家を建てる際は、その家で
全てを完結させるようにします。

リビング、キッチン、寝室、収納
子供室、その他来客のためのスペース。

しかし、離れの場合というのは、
元々同一敷地内に母屋が建っている。

往々にして地方都市の場合、母屋は
来客のためのお座敷などが既にある。

なんなら蔵が建っていて収納も
そこでほとんどが完結するという
ことだって可能だったりする。

でも、離れを建てようとする人は
他の新築と同じように、自分の家だけで
完結をさせようとすることがほとんど。

それは実はとても勿体無いこと。
その家だけで完結をするのではなく、
敷地全体を見て、足らざる機能を
その離れで補うという考え方が
できると、家の計画というのは
ものすごく自由度が高まります。

そして、敷地に元々ある建物や
部屋を洗い出してみると、
離れに必要な機能って、
若い夫婦のための生活に必要な
空間だけになるってことが多い。

まず、敷地全体で、部屋が
余りまくっていることがほとんど。
将来子供部屋が欲しかったら
いくらでも空き部屋が使える。

収納だって、季節物などは、
おいておける場所がたくさんある。

子供部屋と収納というスペースが
不要になると、その分リビングや
寝室にスペースを割けるし、
広いリビングなどが不要なら、
家全体のボリュームを小さく
することだって可能です。

子供部屋が別棟ってどうなの?
と思う方もおられるかも。

何を隠そう私自身、
別棟の子供部屋で思春期を
過ごしました。
11歳〜19歳くらいまで。

親の目を気にせず過ごせる
別棟の子供部屋は、私にとっては
非常に快適で居心地が良かった。

親からすると心配でも、
子供は喜んで別棟の子供部屋を
選択しがちな物です。

10歳くらいまでに、
親子の信頼関係がきちんと
築けていたら、後は子供達の
判断に任せるというのも大事。

親は親で、建てる家が
夫婦二人にとって最も
居心地の良い空間であれば、
それは今も暮らしやすいし、
老後もまた暮らしやすい。

家を最も長く使うのは、
子育て期間ではなく、
夫婦二人で過ごす期間です。

そういう考え方ができるのは、
母屋のある離れを建てる世帯の
特権みたいなものになります。

そういう計画ができる可能性が
あるのに、わざわざ新しく土地を
買って家を建てるという選択を
しようとする人もおられる。

それはとても勿体無い話。
どうぞ、参考にしていただければと。

#家族の距離感 #流行より普遍性 #本質的な家づくり

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー