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問題の本質はホウレンソウではない

住宅会社選びと業界構造

凰建設の森です。

建設業界は定期的に不祥事を起こす。
と、よくお伝えしております。

最近ですと、どんどん不適合な家が
追加で報告されるレオパレスに続き
こちらの巨大建築会社もhttps://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00154/00581/?n_cid=nbpna_fbed&fbclid=IwAR0RMdaSPdHE9khIXqE4iN0CuwtGT23a32pZ4l15Q89wcgTcU3cEr96RbBU

記事の中で、制度の内容を
周知徹底できなかったとあります。

これ、何の制度かと言いますと

「建築基準法上はアウトだけど、
この会社が家を建てるときだけ
合法になる特別仕様の制度」

の事です。
高度経済成長期、作っても作っても
まだまだ家が足りない状況が続く。

一件一件確認申請を下ろしていたら
行政もパンクしてしまいます。

なので、それなりの数を作る
建築会社さんは、1軒のモデル住宅で
確認申請を取得した場合、それと
同じ仕様で建てるのであれば、
確認申請不要(適法)とみなす。

そういう制度が作られました。
その仕組を「型式適合認定」と呼びます。

しかし、もしそのモデル住宅で
使われた納まりなどが特殊で
分かりにくい物であった場合。

伝達ミスが起きます。今回はその
伝達ミスのせいで、適法でない建物が
今現在3975棟、日本中に建っている。

そんな風な書き方がなされております。

それも事実なのだとは思いますが、
そもそも、この家余りの時代、
家を沢山建てるために申請を
簡略化させた制度を残す必要が
あるのか。そちらの方が問題です。

昔の大量画一生産だった家づくりから
個性を大事にする家づくりへと時代は
変わってきております。

型式適合認定という制度においては、
絶対に変えてはいけない部分が
何か所も存在します。

建築士でも、型式の詳細な部分を
確認するのには相当の労力を要します。

それを、展示場に勤めている営業マンが
理解できるはずなどありません。

お客様「ここ、変更できます?」
営業 「いいですよ!」

このやり取りだけで作られる
違法建築が沢山あるんですね。

なので、型式適合認定の問題は、
建築会社のホウレンソウ不足よりも、
制度を未だに残している国交省の方が
過失の割合としては大きいのでは、、、

また、何度もお伝えしておりますように
型式認定の建物はリフォームには
壊滅的に弱いです。建物の仕様全体で
確認を下ろしておりますので、構造材を
少し触っただけで確認申請を一から
出し直しという事もだります

家をなるべく穴田らけにして、ところてん式に空気を押し出す。

#本質的な家づくり #住宅を消費しない

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー