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なんでそれ使うの?

災害とレジリエンス

凰建設の森です。

本日はインプットと
アウトプットに明け暮れ。

一日パソコンの前でした。

という事で本日も質問箱から
↓     ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/406881e5-d0ff-4eb1-8dc2-79bc2cab9adc}

基本的に工法や仕様は
なんでもいいと思っています。

ただ、地域の事情であったり
様々な条件によって、
家に求められる性能は変わります。

例えば岐阜地域において、
家づくりをされる方の内、
水害の可能性がある場所に
家を建てられる割合は、
約7割になります。

濃尾平野はそのほとんどが、
水害地域になっております。
↓     ↓
%url2%{https://disaportal.gsi.go.jp/maps/index.html?ll=35.256553,136.840897&z=11&base=pale&ls=seamless%7Ctameike_raster%2C0.8%7Cflood_l2_kaokutoukai_kagan%2C0.8%7Cflood_l2_kaokutoukai_hanran%2C0.8%7Cflood_l2_keizoku%2C0.8%7Cflood_list%2C0.8%7Cflood_l1%2C0.8%7Cflood_list_l2%2C0.75%7Cdisaster1&disp=010000010&vs=c1j0l0u0}

なので、地震も怖いけども、
水災害も同様に怖い地域。

ここ数年、特に水害の被害が
多発しているのは、
ご存じのとおりです。

平成28年、北海道を
大規模な水害が襲いました。

北海道の家と言えば、
断熱材が沢山入っております。

その住宅が水害を受けた際の
レポートを道総研さんが
公表してくれております。
↓     ↓
%url3%{https://www.hro.or.jp/list/building/koho/press1/161007.pdf}

どうしても断熱材がやられる。

断熱材がやられると、外壁も
内装も、全部めくることに。

一条工務店さんが水害対策用の
住宅を発表しておりますが、
やはり、断熱材はボード系。

比較的傾斜のきつい国土である
日本においては、水害の水が
何日もそこに留まるというのは
考えにくく、大雨が過ぎると、
数時間のうちに、水は引きます。

家の外周をガチガチに水密し
数時間程度の床上浸水なら、
家の中に水が入ることなく防ぎ
壁体内や床下をめくるという
大規模工事をせずに済む。

そのためには、少なくとも
充填断熱部分にはボード系の
断熱材を使った方が良いのでは。

というのがまずひとつです。
別にボード系であれば、
フェノールであろうが
ウレタンであろうが
XPSであろうが構いません。

次に結露対策になります。
冬の結露に対してはもちろんですが、
今後増えて行くであろうと
予想される夏型結露。

夏冬の結露対策において、
防湿フィルムの挿入位置というのは
相反要素になります。

今後数十年で、岐阜の夏の
絶対湿度がどの程度まで
上がっていくのかは未知数。

今の事だけ考えた仕様では、
辻褄が合わなくなることも
十分に考えられます。

仮に、岐阜が今の沖縄レベルに
湿度が上がってしまったとしても
夏冬の結露を起こさないで済む
仕様を考えると、そもそも
壁体内に水分が入ることを
最初から止める事を考えるべき?

という方法論もある訳ですね。

という事で、最も大きな理由は
水害対策面、次に結露対策。
それを考慮して、今使えるもので
岐阜に家を建てるのであれば、
ボード系の物が無難かなと。

SW工法という名前がついているので
特殊な物だと勘違いされやすいですが
LIXIL製のボード断熱材を買っている
というだけのものになります。

別にメーカーにこだわりは無いですが、
付き合いも長いし、SW用の付加断熱
施工マニュアルを作るお手伝いを
したりして、仲良くしている分
色々やってくれるので、
まあ、そこでいいか。

というのが理由ですね。

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#災害に強い家 #温熱は物理 #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー