凰建設の森です。
本日もリノベの打合せ。
最近は非常に多いです。
2000年以降
1981年以降
1971年以降
それ以前
で家の構造強度は
段階を踏んで別れます。
今の所国の耐震目標は
国中の家を1981年以降の
レベルにまで引き上げる。
とりあえずそこまで上げて
おけば、大地震の際に
家屋の倒壊によって失われる
人命を限りなく少なくできる。
というのが根拠になってます。
築53年を超える建物を
その基準まで持っていくのは
なかなか大変なことになります。
どこまでやるのかの線引きが
非常に難しい計画もある。
古民家とかですね。
悩みながら、毎現場が進みます。
さて、本日の話題は防犯について。
闇バイトが話題になってますが、
家の防犯は気になりますよね。
以前は防犯と言えば開口部の強化。
窓に防犯フィルムを施したり、
ダブルロックを設置したり、
シャッターを設置したり。
しかし、最近の闇バイトは、
物理的に家に入るんじゃなく、
心理戦で来ることもあるそうです。
爽やかな作業服を着た、
20歳前後の若い子がやってきて
屋根の無料点検をするふりをして
侵入経路を確認する。
統計調査をするという電話が
掛かって来て家族構成などの
個人情報を聞く。
あの手この手でお金を持っている
家庭を割り出して犯行先を探す。
怖いねえ、怖いねぇ。
ってみんなで言い合います。
じゃあ、どんな家であれば、
狙われやすいのか。
これぞまさに、相手の立場に
なって考えることが大事です。
もし、あなたが生活に困窮し、
明日にでも家族が飢え死にしそう。
みたいな事が起きたらどうするか。
自分の家族が死ぬのを見るくらいなら
他人様の物を盗んで飢えをしのごう。
となるのも無理からぬお話です。
じゃあ、どこから盗むか。
できればあなたも捕まりたくない。
ましてや闇バイトの強盗達は、
半分お小遣い欲しさでもあるから
尚更捕まりたくはありません。
となると、まずは強盗側が
安全に犯行出来て安全に逃げられる
先を探します。
簡単に言えば弱者家庭ですね。
お年寄りしかいない。
男手がいない。
そういう所は狙いやすい。
そして、出来ればお金持ちがいい。
家に現金が置いてある。
もしくは金目のものが置いてある。
そういう所を狙いたいものです。
だから、タンス貯金がいっぱいある
高齢のおばあちゃん一人暮らし、
なんていうご家庭を見つけたら、
泥棒側は金鉱を見つけたようなもの。
あの手この手でターゲットにします。
立派な家を建てると泥棒に
入られるんじゃないだろうか?
と思う人もいるかと思いますが、
住宅ローンを組んだ皆さん、
あなたは今人生において、
お金持ちな状態でしょうか?
少なくない人が債務超過の状態で
暮らしているかと思います。
となると、新築を建てた家には、
まとまった現金はあまりない。
というのが傾向として浮かび上がる。
とうに住宅ローンを完済し、
定年退職を迎えたばかりとか、
近所でも有名な倹約家で、
質素な暮らしをしているとか
そういう人の方が狙い目です。
泥棒は不動産は盗めません。
だから、お金をいい家に変えておくと
盗むことが出来ませんので、
例え調査をされたとしても、
この家はお金が掛かっている
みたいだけど、家の中は
金目のものが無い事が分かる。
それに、古い家と違って、
新築の家はガラスもを枚も3枚も
壊さないと家に入れません。
だから、新しい家は狙われにくい。
ただ、狙われにくいだけで、
絶対に狙われない訳じゃない。
SNSでお金持ちアピールをしたり
知らない人を屋根や家にあげたり
という事は控えたほうが無難。
過度な目隠しも危ない。
弊社の家で泥棒に入られた案件、
100%が外から見えない開口部です。
しっかり目隠しの効いたバルコニー
勝手口、クローズな庭の掃き出し。
そういう所から泥棒は入ります。
そういう侵入口が無いかどうかを
彼らは調査しに来るのですから。
こんな家の作り方だと外から見える。
って言われますが、外から見えるから
泥棒は入りたくないんです。
外から見えない家に間者を送り込み
中の様子を探ったうえで本体がやってくる。
今も昔も手口はそんなに変わりません。
家の防犯を考えるのであれば、
あなた自身があなたの家に、
泥棒や強盗に入ろうと思ったら
どう攻めるのかを考えてみると
良いかと思います。
そうすると、弱点が見えてくる。
どうぞ、相手の立場になって、
考えてみてくださいませ。
