凰建設の森です。
本日は現場の調査。
施工範囲としては、
ギリギリよりも、
ちょっとオーバーの
寒い場所にて、
新築のご相談を
頂いております。
今ある沢山の建物を
整理して終の棲家を
建てたいというご要望。
何をどう整理するのか、
どこに終の棲家の場所を
せっていするのか。
普通に土地を買って
家を建てるという
感じではない計画も
沢山あるのが地方都市。
私のアドバイスの
方向性はいつも長期目線。
そのお施主様が
お亡くなりになられた後も
含めて一番良いのは何か
という事を考えます。
じゃないと地域は良くならない。
今の最適を取るのか、
サスティナブルな最適を
取るのかはしばしば
トレードオフの関係に。
どんな計画で落ち着くかは
まだ分かりませんが、
精一杯アドバイスを出来れば
と思います。
さて、本日の話題は、
エアコンが錆びるんです。
というお話になります。
高断熱住宅の場合、
夏は冷房をずっと
つけっ放しにすることも多い。
上手にエアコン選定が出来ると
エアコンはサーモオフせずに、
ずっと動き続けて、室内機の中は
絶えず結露水が流れている状況に。
基本的に、エアコンは長距離ランナー。
ある程度連続で長い時間稼働する
という事を想定して作られていますが、
4か月間休みなし、というのは、
メーカーさんも流石に想定外。
乾く暇のないエアコン内部は、
絶えず金属が水に晒されている
という状況になります。
冷媒は銅管、フィンはアルミ、と
その辺は錆びにくい金属が
使われておりますが、どうしても
接続部分などにスチールの
部材を使う事も出てきます。
それが錆びるんだなぁ、、
我が家のメイン冷房エアコンは、
2022年に新しい物に交換を
しております。
夏を3回経験した、フル稼働の
エアコンをクリーニングする際
撮った写真がこちら
錆び錆びなの、分かりますでしょうか?
これでいいんですか?
と聞かれることもしばしば。
でも、連続運転するエアコンって
こういうもんです。
連続運転する冷房エアコンは
錆は多いけどカビは少なめ。
間欠運転する冷房エアコンは、
錆は少ないけどカビは多め。
床下エアコンのような暖房専用で
使うエアコンはカビも錆も
付かないけど埃は最も多く付く。
そういう環境で動くエアコンは
寿命が短いのでは?
と思う方もいるかと思いますが、
確かに、一般的なエアコンよりも
寿命は短い印象はあります。
普通のエアコンって、
なんだかんだ15年とか
20年位使っている
感じがしませんでしょうか?
それが、10年くらいで
交換という事になります。
1年あたりの稼働時間が
長いから、使えている時間で
割り戻すと変わらないと
思うのですけども。
だから、私としては、
小屋裏エアコンや床下エアコンに
高級な機種や、限定された
機種を使わざるを得ない
空調設計は避けたいと思ってます。
建築会社に頼んでもいいし、
近所の電気工事店でもいい。
家電量販店でもいい。
お施主さんが価格主導権を持って
自由に交換する機種を選べる。
それが大事だと思っております。
でも、そんな事を気にして
空調設計やエアコンの
選定をしている人は
めったにいません。
何故なら、殆どの人が、
高断熱住宅を始めてから、
10年未満の経験値で
仕事をしているからです。
メンテナンスの時に、
「もっと安い選択肢は無いんですか?」
と聞かれて困った経験がないと、
設備を複雑に複雑に
設計してしまいがち。
建築棟数が増えれば増えるほど、
築10年以降にやってくる
メンテナンスの時の苦情や
満足度低下に悩まされることに。
弊社の設計する家は、
何かの設備が壊れたら、
家電量販店かホームセンターに
行けば交換は可能ですからね。
面倒だったら弊社にご依頼を。
ってお施主様に伝えて
お引き渡しを致します。
(そうじゃないメカメカ仕様も
ご希望いただければ喜んでやります)
いくら毎年の電気代が安くても、
設備交換の時に差額が30万円も
ついてしまったら10年分の
電気代がそれで台無しになりかねない。
メーカーも、連続運転に
強い機種を開発し始める
傾向が出てきました。https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2412/05/news139.html
こういう機種の開発によって、
エアコンの寿命が伸びれば
有難い事ではありますが、
はてさて、どうなる事でしょう。
エアコンメーカーさんの、
技術開発に乞うご期待。
ですね。
