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長風呂はダメだというけれど

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日から弊社はお正月休み。
ですが私は今日まで打合せが。
午前、午後とも新築の打合せ。

午前中は間取りの最終段階、
午後は着工前の最終段階。

午後のお施主様は年内に無事
打合せが完了いたしまして、
お正月はゆっくり過ごして
いただける事になりました。

最初にお問い合わせを
頂いたのが去年の12月。

1年で土地探しと図面の
打合せが何とか終わった
という事になります。

計画の内容は久しぶりの、
設備もガッツリ入れる全館空調。

私がいつもやっている空調は、
比較的設備を軽くして、
メンテナンス重視で行くものですが、
今回は熱交換換気もダクトエアコンも
使って快適をゴリゴリ追い求めていく、
メカメカ仕様になります。

こういう仕様が一年に1件くらい
あると、私も嬉しいです。
なんとなく、男心をくすぐられます。

今から完成が楽しみです。

さて、本日の話題は、
冬季に増える浴室の事故について。

中山美穂さんがお亡くなりに
なった状況から、浴室内での
死亡事故の話題がテレビ等で
放送されるようになりました。

入浴中の不慮の事故は冬になると
分かりやすく増えていきます。

これらの事を防ぐために、
お湯の温度は低くして、
お湯につかる時間も短くして、、、
というような事が推奨されてます。

湯冷めをしないように肩までしっかり
使って100数えてから出てきなさい。

って昔は言われていましたよね。
今は逆になってしまいました。

分かってる、分かってはいるけど、
じゃあ、冬になるとなんで
お湯の温度が上がってお湯に浸かる
時間が長くなってしまうのか。

そこに問題の真因があるんですが
そんなの、誰だって分かります。
寒いから暖まりたい。ですよね?

夏の暑いときなんて、お湯を貼らずに
シャワーだけの方が気持ちいいくらい。

冬に身体が冷えていると感じるから
暖かいお湯を求めてしまうんです。

寒い家でぬるいお湯にさっと浸かるだけで
お風呂を済ませていたら冷えて風邪をひく。

ぬるめのお湯にさっと浸かるだけの
入浴ができない家に住んでいるなら、
どうしたってお湯の温度は上がるし
入浴時間も長くなるんです。

だから、家をしっかり断熱して、
そもそも熱いお湯に長く入りたい
という欲求が強くならないように
しないといけません。

栗東の夏見工務店の夏見さんが
夏でも冬でもお湯の温度は37℃。
パッシブハウス級の家に住んで、
熱いお湯に入りたいという気持ちが
起こらなくなったと仰ってます。

我が家はそこまで高性能じゃないので
エコキュートのお湯の温度は42℃。

それでも、毎日お風呂に浸かりたい
という事はなく、私は冬でも
シャワーだけで済ませる事が多い。

家が暖かくならないと、
テレビで言うような
長風呂は控えて、ぬるめのお湯にして
なんていう事は出来ないんですね。

室温が18℃。
まだまだ熱いお湯に入りたいはず。

室温が20℃
ギリギリシャワーだけでも過ごせる。

室温が22℃
この辺から熱いお湯に入りたい
という欲求が薄れ始めます。

家中を22℃にしておけばいい。
しかしそれを低断熱の家でやると
光熱費がとんでもないことに。

だから、結局浴室での不慮の事故を
防ぐのは断熱が手っ取り早いんです。

冬季に家庭内での死者数が最も
増えにくい都道府県は北海道https://dot.asahi.com/articles/photo/13401?pid=5e5c5d90f0bd9bdef33d8f0f3ead33fc168745

しっかり家を断熱して脱衣まできっちり
暖房をしているからなんです。

どうぞ、しっかり断熱をして、
暖かい暮らしを手に入れてくださいませ。

お酒を飲んでお風呂に入ることも増える
年末年始、どうぞお身体には気を付けて。

#本質的な家づくり #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー