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【日刊】住宅政策と国富

日本人の暮らし

凰建設の森です。

本日は、お休み?研修?
世界の家を見てきます。https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E5%AE%B6-%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%88M-%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89/dp/4894445662

衣食住は人類の文化の歴史。
古今東西、人間はあらゆる
住まいを世界各地で作ってきた。

住まいに関わる者として、
世界の住宅について学ぶことは
教養の一つだと言えます。

その地域の住まいがどのように
成熟していくのかと言うのは、
その土地でどんな建材が取れるのか
と同時に、その時々の行政が、
どのような住宅政策をとるのかが
大きく関わってきます。

例えば、イタリアのアルベロベッロ。
こちらは、屋根に対して税金をかけた。

すると、どんなことが起きたかというと、
領主が見回りに来るたびに、屋根を壊し、
税金を逃れてまた屋根を作るという、
屋根が仮設構造の家が量産された。

数年に一回、屋根を壊して作る。

誰がどう考えても無駄です。
当然、そこにお金がかかるので、
地域の人の富は増えていきません。

結果、アルベロベッロは、廃れた。

住宅というのは長持ちすればするほど
その家に住む人の富を作ってくれる。

耐久性のある住宅を作れた国や地域が
繁栄し、耐久性の低い住宅を作った
国や地域は廃れていくんです。

翻って今の日本はどうでしょう?
世界では100年住める家が主流なのに
日本は30~40年で家を建て替える。

数年おきに屋根を壊す、アルベロベッロの
人たちを笑うように、海外の人たちは
日本人を見て、滑稽だと笑います。

日本は地震があるから持たない?
とんでもない、テレビ番組では普通に
築100年の古民家が出てくるし、
私の住む岐阜県にある白川郷、
あれ、一番古いやつで築350年。

家が壊れたり解体される理由で
地震で崩れた、なんていうのは、
40件に1件くらいの割合です。

長持ちする家なんて無い。
というのは住宅業界が苦労して作った
間違った常識なんですね。

家は長持ちするほど、国富につながる。

どうぞ、長持ちする良い家を
作ってくださいませ。

#流行より普遍性

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー