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【日刊】断熱ラインを分けてみる。

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日はリノベデー。
朝からリノベの現場の
下見に伺わせていただき、
昼からもリノベの資金計画の
打ち合わせになります。

弊社の都合上、まだ1年近く
打ち合わせの時間をいただく
事になりますので恐縮ですが
いい計画になるように、
最善を尽くしたいと思います。

10年前であれば、1年待ちでも
2年待ちでも、金額が変わるという
事はあまりなかったのですが、
今は1年経てばその分値上がりが
起きる時代になっております。

なるべく施工能力を上げて、
対応していかねばと、焦ります。

とはいえ一朝一夕ではそんなに
簡単に上がっていきませんので、
若手の育成に引き続き務めて
参りたいと思います。

さて、本日の話題は、リノベや新築で
やってみたい断熱の高等技術について。

それが、断熱ラインを分けるというもの。
よく混同されるのが「部分断熱リノベ」
これだと特定の部屋だけ暖かくする
みたいな感じになるのですが、
そうじゃなくて、特定の部分だけ、
断熱区画から省くという考え方。

弊社、意外とよくやります。
外部の収納だけ断熱区画外であったり
縁側だけが断熱区画外であったり。

簡単に言うと、半外空間を
作るみたいなイメージになりますが、
屋根続きなんだけど、この扉を
開けるとその先は冬はひんやり、
夏はじっとり、という空間に。

夏のじっとりはあまり使いどころが
ないのですが、冬のひんやりは、
意外と便利になります。

高断熱住宅によくある、
冬だけどジャガイモに芽が生えたとか
箱で買ってきたミカンが早く腐るとか
そういうのを抑制する効果があります。

もっと北国だと、外に置いておくと、
凍っちゃうけど、半外空間だと、
いい感じで冷えるからビールでも
置いておくかみたいな感じで
使われたりすることもあります。

堀部さんも快適な90と不安定な30を
組み合わせるとお互いが輝くみたいな
事を仰っておられますが、まさにそれ。

私の場合は、もう少し上げて、
100と40くらいのバランスに
したいかなと思いますが、
外が0なのであれば、
そのくらいのステップで丁度
いいんじゃないかと思います。

断熱ラインを分けて考えると、
色んな暮らしのシーンが
思い浮かんできます。

例えば我が家ですと、
薪ストーブを入れたいから
あえて玄関の断熱性能は
ちょっと低めにしてたり。

それでも、インスタライブの時は
真冬でも半袖でストーブの前に
居たりしますので、断熱ラインを
分けて家の中であえて良い感じの
温度差を付けるというのは、
生活に張りが出てきます。

もし、興味があればぜひ、
断熱を分けた家もご検討を。

冬の暮らしが楽しくなります。
参考にしてくださいませ。

#温熱は物理 #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー