QUESTION Q&A

これまでにいただいた質問
- 引き渡し後のアフターサービスはどのようになっていますか?
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定期点検だけでなく、「データに基づく運用サポート」と「長期的な維持管理」を重視したアフター体制です。
点検は、ライフサイクルコストを最も抑えられる建物の点検頻度を研究した論文に基づいて最適なタイミングで行い、不要なメンテナンスを勧めるのではなく、本当に必要な部分だけを手当てする考え方を採用しています。そのため、無理なく維持管理費を抑えながら、長く安心して住み続けられる仕組みになっています。
また、入居後希望される方には、温湿度やCO₂濃度をデータで把握しながら、空調や換気の使い方について具体的なアドバイスを行います。実際の暮らしの中で性能を活かしきるサポートまで含めている点が特徴です。
日常のご相談はアフターサービス公式LINEなどで気軽にやり取りでき、2年目までは季節ごとの住まい方の説明会も実施しています。さらに、自社大工による体制を整えているため、将来の修繕やリノベーションにも継続的に対応可能です。
- 不具合があった場合はどのように対応してもらえますか?
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迅速な対応に加え、法的保証と長期的に支え続ける体制で安心していただけます。
まず、不具合が発生した際はアフターサービス公式LINEで迅速にご相談いただける体制を整えており、軽微な内容から専門的な内容までスムーズに対応します。
また、万が一施工内容に不備があった場合には、保証内容に基づいて補修対応を行います。
- 定期点検はありますか?どのくらいの頻度ですか?
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弊社の維持管理計画は1年、4年、7年、10年、その後も3年おきに定期訪問に伺います。
弊社では、すべての住宅を「長期優良住宅」としてお届けしています。
長期優良住宅とは、ご家族が住み終えた後も、大きな改修をせずに次の世代が安心して住み継げることを前提とした住まいです。
そのため、メンテナンスは「特別なもの」ではなく、「適切に行っていくことが前提」です。重要なのは、やみくもに手を入れることではなく、いかに無駄なく、合理的に維持していくかという点にあります。
この点検間隔は、建物のライフサイクルコストを最も抑えられるとされる研究に基づいたものです。
点検の結果、必要があればしっかりと手を入れ、問題がなければ余計な工事は行いません。
「悪ければ直し、良ければそのまま」という、住まい手本位の考え方を大切にしています。
- 小さな修理や相談でも対応してもらえますか?
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はい、お気軽にご相談いただけます。
私たちは新築だけでなく、日常のちょっとした修理やメンテナンスにも対応しています。実際には、細かなリフォームや修繕のご相談も多く、地域の「住まいのかかりつけ」としてお付き合いしています。
エアコンの不調や水漏れ、台風後の点検など、急なトラブルにもできる限り迅速に対応できる体制を整えています。また、アフターサービス公式LINEを通じて気軽にご相談いただけるため、「これくらい聞いていいのかな」と思うような内容でも遠慮なくご連絡いただけます。
- 保証はどのような内容になっていますか?
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構造などの重要部分は最長10年、仕上げや設備は1〜2年を基本とした、段階的な保証内容になっています。
基礎や柱・梁など建物の安全性に関わる部分は10年保証、防水(外壁)は10年・屋根は5年など、長期保証が設定されています。
内装や建具、設備配管など日常使用で消耗する部分は1〜2年保証となっており、機能や使用に支障がないことが基準です。
なお、木材の収縮や軽微なひび割れなど、自然素材の経年変化については原則として保証対象外となります。
- 将来のリフォームもお願いできますか?
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はい、将来のリフォームやメンテナンスも継続してお任せいただけます。
新築時から将来の修繕や設備交換がしやすいように設計しているため、30年後・40年後でも無理なく、コストを抑えて手を入れていくことができます。
さらに、日常の小さな修理から大規模なリノベーションまで一貫して対応しており、住まいの「かかりつけ」として長く関わり続ける体制を整えています。
リフォームは一時的な修繕ではなく、住まいの価値を守り続けるための大切なプロセスとして、将来にわたってサポートしています。
- リフォームでも高気密高断熱は実現できますか?
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はい、適切な設計と施工を行えば、リフォームでも新築同等、あるいはそれ以上の高気密・高断熱は十分に実現可能です。
近年の「性能向上リフォーム」では、断熱・気密・耐震を一体で見直すことで、古い住宅でも大幅な性能向上が可能になっています。実際に、無断熱の住宅を断熱等級7クラス(UA値0.2)・高気密(C値0.5)まで引き上げた事例もあります。
手法としては、外壁を壊さずに外側から断熱補強を行う工法や、基礎断熱化などがあり、住みながら工事を進められるケースもあります。また、既存の梁や柱といった良質な素材を活かせる点もリフォームならではの魅力です。
一方で、リフォームは新築よりも難易度が高く、建物ごとに状況が異なるため、施工会社の技術力が非常に重要になります。
なお、大規模な改修が難しい場合でも、内窓の設置などで断熱性を改善することも可能です。
- 住みながらの性能向上リフォームは可能ですか?
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はい、工事内容によっては住みながらでも性能向上リフォームは可能です。
外側から断熱や耐震補強を行う「カバー工法(北海道方式)」などを採用すれば、生活への影響を抑えながら工事を進めることができます。仮住まいが不要になるため、引越し費用や家賃を抑えられる点も大きなメリットです。
一方で、内窓の設置や天井断熱など一時的に室内作業が発生する場合や、骨組みまで解体するような大規模リノベーションでは、住みながらの工事が難しいケースもあります。
そのため、実際に可能かどうかは建物の状態や工事範囲によって判断する必要がありますが、外側中心の性能向上リフォームであれば、住みながら進められるケースは十分にあり、実績もあります。
- 築年数が古い家でも性能を改善できますか?
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はい、可能です。むしろ適切な「性能向上リフォーム」を行えば、新築と同等、あるいはそれ以上の性能に引き上げることもできます。
たとえ無断熱の古い住宅でも、外側から断熱・耐震補強を行う「北海道方式」などを用いることで、UA値0.2台(断熱等級7)やC値0.5といった最高レベルの性能まで引き上げた実例があります。
また、古い家は決して不利とは限りません。大黒柱や梁など、現代では手に入りにくい良質な構造材が使われていることも多く、それらを活かしながら耐震補強を行うことで、長く住み継げる価値ある住まいへと再生できます。
さらに、新築と比べて構造を活かせる分コストを抑えられるケースも多く、補助金の活用も含めて経済的なメリットも大きいのが特徴です。
ただし、こうした性能向上リフォームは高度な設計・施工力が必要になるため、「誰がやるか」が非常に重要です。家全体を一体として捉え、断熱・気密・構造を総合的に改善できる会社に依頼することが成功の鍵になります。
凰建設では、「新築だけでなく既存住宅の価値を高めて次世代へ残す」という考えのもと、古い家を資産として再生する性能向上リフォームを推進しています。
- 長く快適に住み続けるために大切なことは何ですか?
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最も大切なのは、住宅の基本性能(耐震・断熱・気密)を高めた上で、将来のメンテナンスまで見据えた設計と「住みこなし」を行うことです。
凰建設では、「家は建てて終わりではなく、100年先まで受け継がれる資産」と考えています。そのため、後からやり直せない構造・断熱・気密といった基本性能を最優先に高めることが、快適性だけでなく耐久性や健康にも直結すると捉えています。これにより、結露や劣化を防ぎ、長期的に安定した住環境を維持できます。
また、長く住む上では建てた後のコストも重要です。設備は10〜15年で交換が必要になるため、最初からシンプルで更新しやすい設計にしておくことが、将来の負担を大きく減らします。さらに、屋根や外壁には耐久性の高い素材を選び、無駄なメンテナンスを減らすことも大切です。
加えて、重視しているのが「住みこなし」です。温湿度やCO₂を数値で把握し、季節に応じて空調や換気を適切に使うことで、家の性能を最大限に引き出すことができます。設備任せではなく、高性能住宅の「住まい方」を知っていることで、住まい手と家が一体となってより快適で省エネな暮らしを実現できます。
つまり、「高性能な家をつくること」と「正しく使い続けること」を両立することが、長く快適に住み続けるための本質と考えています。