これまでにいただいた質問

工事中の品質はどのように管理されていますか?

工事中の品質は、実測による数値確認と現場での検査、施工体制、工程管理を組み合わせて管理しています。

住宅の性能は図面ではなく、現場の施工精度によって決まります。そのため、見た目だけでなく数値と工程の両面から品質を確認する必要があります。
具体的には、気密測定や換気風量の実測により、設計通りの性能が出ているかを数値で確認します。また、断熱材の施工状況や熱橋となる部分も現場で細かくチェックし、性能低下を防ぎます。
さらに、施工は性能を理解した自社大工及び常駐大工が担当し、設計者も重要な工程で現場確認を行います。加えて、第三者検査を取り入れることで客観的な視点からも品質を担保しています。
また、無理のない工期設定や雨対策など、現場環境の管理も徹底しています。

現場の施工品質はどのように確認できますか?

現場の施工品質は、現地確認と数値による実測、そして検査体制によって確認できます。

まず実際の現場を見ていただくことを大切にしています。断熱材が隙間なく施工されているか、気密処理が丁寧に行われているかなどは、専門知識がなくてもある程度判断が可能です。構造内覧会や工事中の現場見学も積極的にご案内しています。
また、見た目だけでなく、気密測定(C値)や換気風量の実測を行い、設計通りの性能が出ているかを数値で確認しています。さらに、断熱欠損を防ぐための検査も工程ごとに実施しています。
ご希望があれば、お施主様の方でホームインスペクションなどの第三者機関による検査を導入し、客観的な視点から品質を確認していただくことも受け入れ可能です。

現場見学はできますか?

現場見学はいつでも可能で、家づくりを理解していただくためにも積極的におすすめしています。

構造見学会や完成内覧会、個別案内などを通じて、完成後には見えない施工の様子や実際の住み心地を体感できる貴重な機会だからです。また、現場を見ることで、職人や現場の雰囲気、家づくりの考え方まで確認することができます。
見学の際は、お施主様のご厚意で成り立っているため、事前予約が必須ですが、実際の現場を見て納得することが、後悔のない家づくりにつながります。
自邸を建築中のお施主様におかれましては、お気軽にいつでも現場にお立ち寄りください。

気密測定は必ず行っていますか?

すべての新築現場で、原則「施工途中」と「完成時」の2回、必ず気密測定を行っています。

施工途中に測定することで不具合を早期に発見・修正でき、完成時には実際に住む状態での最終的な気密性能を確認できます。この2回の測定によって、気密施工の精度を二重でチェックしています。また、自社で測定機器を保有しており、安定した施工精度と合わせて高い気密性能を確保しています。気密測定は特別なものではなく、品質を担保するための基本的な工程として徹底しています。

施工中に第三者検査は入りますか?

はい、すべての新築住宅で、住宅瑕疵保険による第三者検査が実施されます。

住宅は瑕疵保険への加入が前提となっており、その過程でJIO(日本住宅保証検査機構)などの第三者機関による検査が入ります。これにより、基礎や構造などの重要な工程で客観的なチェックが行われ、一定の品質が担保されます。
耐久性や長期的な性能まで踏み込んだ審査が行われるため、将来の資産価値を守るうえでも信頼性の高い検査体制と言えます。
さらに、ご希望があればお施主様自身で追加の第三者検査を依頼することも受け入れており、外部と自社の両面から品質を確認できる体制が整っています。

完成後の性能はどのように確認できますか?

完成時の実測と、入居後のモニタリングの両方で確認できます。

引き渡し時には、気密測定(C値)や換気風量、空調の吹き出し温度などを実際に測定し、設計通りの性能が出ているかを数値で確認します。また、断熱・気密・耐震などをまとめた性能証明書によって、客観的な裏付けも行います。
さらに入居後は、ご希望に応じてデバイスを設置いただくことで、温湿度やCO₂濃度などを継続的にモニタリングすることが可能です。これにより、実際の暮らしの中での快適性や換気状態を見える化し、性能が維持されているかを確認しています。
このように、「完成時の実測」と「入居後の継続的なデータ確認」によって、住宅性能を確実に把握できる仕組みを整えています。

見えない部分の施工はどのようにチェックしていますか?

完成後は見えなくなる部分も、施工中の段階確認と実測、設計監理、第三者検査によって確実にチェックしています。

構造、断熱や気密などの重要な部分は完成後に確認できないため、施工途中で確実に確認する必要があります。
施工中は、断熱材や気密処理、構造部分などを工程ごとに確認し、不具合があればその場で修正します。さらに、気密測定や換気風量の実測によって、施工精度を数値でも確認します。
また、設計者が現場に立ち会い、図面通りに施工されているかを直接確認します。第三者検査も行い、外部の視点からも品質をチェックします。

地鎮祭や上棟式は必ず必要ですか?

地鎮祭や上棟式は必須ではありませんが、費用と安心感、そして将来の対人リスクを踏まえて判断することが適切です。

これらの儀式は法律上の義務ではなく、建物の性能や安全性に直接影響するものでもありません。しかし判断にあたっては、単なる必要・不要ではなく、複数の要素を総合的に考えることが重要です。考え方としては、「安心感や人間関係上のメリット」と「費用」を天秤にかける構造になります。
特に大きいのは、将来何かトラブルや不運があった際に「地鎮祭をやらなかったからではないか」といった外野(親戚・隣人)の声が出る可能性です。これは実務的な問題ではありませんが、心理的な負担として後から効いてくるリスクです。
一方で、上棟式については近年簡略化が進み、実施しないことも一般的になっています。ご祝儀やおもてなしも必須ではなく、お施主様の判断に委ねています。
最終的には、自分自身がどこまで気にするかが判断の軸になります。周囲の意見や将来の不安を避けたいのであれば実施する価値があり、そうした要素を気にせず合理的に割り切れるのであれば省略しても問題はありません。
儀式といえども、最近では一生に一度の思い出づくりという側面も大きいため、気張らず考えて頂ければと思います。

工事期間はどれくらいかかりますか?

新築工事の期間は約7ヶ月が目安です。

家の大きさや形、工事内容によって大きく異なりますが、約7ヶ月が目安です。在来軸組工法に加えて付加断熱や丁寧な施工工程を採用しているため、他社より工期が長くなります。また、職人を急がせずミスを防ぐことや、コンクリートや塗り壁の乾燥期間(養生)をしっかり確保することで、長期的な品質を担保しています。さらに、工事期間とは別に、実際に着工するまでには約半年程の設計・申請期間も必要ですので、全体としては余裕を持った計画が必要です。

工事中に変更は可能ですか?

発注前や施工前であった場合、変更は可能ですが、品質やコストへの影響を考えると、着工前にしっかり決めておくことが理想だと考えています。

工事が始まってからの変更は、現場への伝達ミスや施工の混乱につながる可能性があり、結果として仕上がりや品質に影響するリスクがあります。また、構造や断熱、空調のバランスに関わる箇所については変更できないことがあります。
さらに、工事が進んだ後の変更は追加費用や工期への影響が出やすく、建材の手配状況によっては調整が難しいこともあります。職人の作業効率や現場の流れにも影響するため、スムーズで丁寧な家づくりのためには、事前の打ち合わせがとても重要になります。
そのため、着工前にしっかりと時間をかけて計画を固めていきますので、ご安心ください。万が一変更が必要な場合も、早めにご相談いただくことで、できる限り最適な形で対応していきます。