これまでにいただいた質問

保証はどのような内容になっていますか?

構造などの重要部分は最長10年、仕上げや設備は1〜2年を基本とした、段階的な保証内容になっています。

基礎や柱・梁など建物の安全性に関わる部分は10年保証、防水(外壁)は10年・屋根は5年など、長期保証が設定されています。
内装や建具、設備配管など日常使用で消耗する部分は1〜2年保証となっており、機能や使用に支障がないことが基準です。
なお、木材の収縮や軽微なひび割れなど、自然素材の経年変化については原則として保証対象外となります。

将来のリフォームもお願いできますか?

はい、将来のリフォームやメンテナンスも継続してお任せいただけます。

新築時から将来の修繕や設備交換がしやすいように設計しているため、30年後・40年後でも無理なく、コストを抑えて手を入れていくことができます。
さらに、日常の小さな修理から大規模なリノベーションまで一貫して対応しており、住まいの「かかりつけ」として長く関わり続ける体制を整えています。
リフォームは一時的な修繕ではなく、住まいの価値を守り続けるための大切なプロセスとして、将来にわたってサポートしています。

リフォームでも高気密高断熱は実現できますか?

はい、適切な設計と施工を行えば、リフォームでも新築同等、あるいはそれ以上の高気密・高断熱は十分に実現可能です。

近年の「性能向上リフォーム」では、断熱・気密・耐震を一体で見直すことで、古い住宅でも大幅な性能向上が可能になっています。実際に、無断熱の住宅を断熱等級7クラス(UA値0.2)・高気密(C値0.5)まで引き上げた事例もあります。
手法としては、外壁を壊さずに外側から断熱補強を行う工法や、基礎断熱化などがあり、住みながら工事を進められるケースもあります。また、既存の梁や柱といった良質な素材を活かせる点もリフォームならではの魅力です。
一方で、リフォームは新築よりも難易度が高く、建物ごとに状況が異なるため、施工会社の技術力が非常に重要になります。
なお、大規模な改修が難しい場合でも、内窓の設置などで断熱性を改善することも可能です。

住みながらの性能向上リフォームは可能ですか?

はい、工事内容によっては住みながらでも性能向上リフォームは可能です。

外側から断熱や耐震補強を行う「カバー工法(北海道方式)」などを採用すれば、生活への影響を抑えながら工事を進めることができます。仮住まいが不要になるため、引越し費用や家賃を抑えられる点も大きなメリットです。
一方で、内窓の設置や天井断熱など一時的に室内作業が発生する場合や、骨組みまで解体するような大規模リノベーションでは、住みながらの工事が難しいケースもあります。
そのため、実際に可能かどうかは建物の状態や工事範囲によって判断する必要がありますが、外側中心の性能向上リフォームであれば、住みながら進められるケースは十分にあり、実績もあります。

築年数が古い家でも性能を改善できますか?

はい、可能です。むしろ適切な「性能向上リフォーム」を行えば、新築と同等、あるいはそれ以上の性能に引き上げることもできます。

たとえ無断熱の古い住宅でも、外側から断熱・耐震補強を行う「北海道方式」などを用いることで、UA値0.2台(断熱等級7)やC値0.5といった最高レベルの性能まで引き上げた実例があります。
また、古い家は決して不利とは限りません。大黒柱や梁など、現代では手に入りにくい良質な構造材が使われていることも多く、それらを活かしながら耐震補強を行うことで、長く住み継げる価値ある住まいへと再生できます。
さらに、新築と比べて構造を活かせる分コストを抑えられるケースも多く、補助金の活用も含めて経済的なメリットも大きいのが特徴です。
ただし、こうした性能向上リフォームは高度な設計・施工力が必要になるため、「誰がやるか」が非常に重要です。家全体を一体として捉え、断熱・気密・構造を総合的に改善できる会社に依頼することが成功の鍵になります。
凰建設では、「新築だけでなく既存住宅の価値を高めて次世代へ残す」という考えのもと、古い家を資産として再生する性能向上リフォームを推進しています。

長く快適に住み続けるために大切なことは何ですか?

最も大切なのは、住宅の基本性能(耐震・断熱・気密)を高めた上で、将来のメンテナンスまで見据えた設計と「住みこなし」を行うことです。

凰建設では、「家は建てて終わりではなく、100年先まで受け継がれる資産」と考えています。そのため、後からやり直せない構造・断熱・気密といった基本性能を最優先に高めることが、快適性だけでなく耐久性や健康にも直結すると捉えています。これにより、結露や劣化を防ぎ、長期的に安定した住環境を維持できます。
また、長く住む上では建てた後のコストも重要です。設備は10〜15年で交換が必要になるため、最初からシンプルで更新しやすい設計にしておくことが、将来の負担を大きく減らします。さらに、屋根や外壁には耐久性の高い素材を選び、無駄なメンテナンスを減らすことも大切です。
加えて、重視しているのが「住みこなし」です。温湿度やCO₂を数値で把握し、季節に応じて空調や換気を適切に使うことで、家の性能を最大限に引き出すことができます。設備任せではなく、高性能住宅の「住まい方」を知っていることで、住まい手と家が一体となってより快適で省エネな暮らしを実現できます。
つまり、「高性能な家をつくること」と「正しく使い続けること」を両立することが、長く快適に住み続けるための本質と考えています。

完成後の性能はどのように確認できますか?

完成時の実測と、入居後のモニタリングの両方で確認できます。

引き渡し時には、気密測定(C値)や換気風量、空調の吹き出し温度などを実際に測定し、設計通りの性能が出ているかを数値で確認します。また、断熱・気密・耐震などをまとめた性能証明書によって、客観的な裏付けも行います。
さらに入居後は、ご希望に応じてデバイスを設置いただくことで、温湿度やCO₂濃度などを継続的にモニタリングすることが可能です。これにより、実際の暮らしの中での快適性や換気状態を見える化し、性能が維持されているかを確認しています。
このように、「完成時の実測」と「入居後の継続的なデータ確認」によって、住宅性能を確実に把握できる仕組みを整えています。

見えない部分の施工はどのようにチェックしていますか?

完成後は見えなくなる部分も、施工中の段階確認と実測、設計監理、第三者検査によって確実にチェックしています。

構造、断熱や気密などの重要な部分は完成後に確認できないため、施工途中で確実に確認する必要があります。
施工中は、断熱材や気密処理、構造部分などを工程ごとに確認し、不具合があればその場で修正します。さらに、気密測定や換気風量の実測によって、施工精度を数値でも確認します。
また、設計者が現場に立ち会い、図面通りに施工されているかを直接確認します。第三者検査も行い、外部の視点からも品質をチェックします。

地鎮祭や上棟式は必ず必要ですか?

地鎮祭や上棟式は必須ではありませんが、費用と安心感、そして将来の対人リスクを踏まえて判断することが適切です。

これらの儀式は法律上の義務ではなく、建物の性能や安全性に直接影響するものでもありません。しかし判断にあたっては、単なる必要・不要ではなく、複数の要素を総合的に考えることが重要です。考え方としては、「安心感や人間関係上のメリット」と「費用」を天秤にかける構造になります。
特に大きいのは、将来何かトラブルや不運があった際に「地鎮祭をやらなかったからではないか」といった外野(親戚・隣人)の声が出る可能性です。これは実務的な問題ではありませんが、心理的な負担として後から効いてくるリスクです。
一方で、上棟式については近年簡略化が進み、実施しないことも一般的になっています。ご祝儀やおもてなしも必須ではなく、お施主様の判断に委ねています。
最終的には、自分自身がどこまで気にするかが判断の軸になります。周囲の意見や将来の不安を避けたいのであれば実施する価値があり、そうした要素を気にせず合理的に割り切れるのであれば省略しても問題はありません。
儀式といえども、最近では一生に一度の思い出づくりという側面も大きいため、気張らず考えて頂ければと思います。

工事期間はどれくらいかかりますか?

新築工事の期間は約7ヶ月が目安です。

家の大きさや形、工事内容によって大きく異なりますが、約7ヶ月が目安です。在来軸組工法に加えて付加断熱や丁寧な施工工程を採用しているため、他社より工期が長くなります。また、職人を急がせずミスを防ぐことや、コンクリートや塗り壁の乾燥期間(養生)をしっかり確保することで、長期的な品質を担保しています。さらに、工事期間とは別に、実際に着工するまでには約半年程の設計・申請期間も必要ですので、全体としては余裕を持った計画が必要です。