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温熱と住宅性能

凰建設の森です。

暑さがだいぶ和らいできましたね。
夕立などがあると、更に涼しく。

省エネで快適な住宅は窓が肝。

国内外の窓メーカーが盛んに
キャンペーンをやっておりますし、
建築会社もそのように言い続けて
来ましたので、住まい手にも
だいぶ浸透してきました。

勿論その通りなのですが、
少しだけ補足説明をさせて頂きますと
窓単体の性能も大変重要なのですが、
窓の性能を補う各種の設備も重要。

窓の性能を補う設備というのは、
例えばカーテン、雨戸、庇
そういったものになってきます。

住宅用の窓ですと、世の中で最高に
性能の良い物を選んだとしても、
日射エネルギーのうち、約4割ほどは
ガラスを透過して室内に入ります。

そして、冬の光を取り入れたい時期も
やっぱり4割ほどしか入ってきません。

しかし、窓の外側に付けるすだれは
それ単体で窓に入る日射の約9割を
防いでくれます。
冬は外せば日射を妨げません。

すだれと効果は同じですが、
電動の外付けブラインドだと
かっこいいし、便利です。

ガラスは日射エネルギーも通しますが
可視光も通します。簡単に言うと
景色が透けて見えます。
型ガラスやすりガラスといった
外から見られない物もありますが
こちらから外を見る事も出来ません。

室内に付けるカーテンなどは
見たい時に外が見え、
見られたくないときに閉められる
便利なものになります。
冬はカーテンを閉めておくと、
夜の放射冷却も防いでくれます。

最近は断熱性を更に高めた
ハニカムサーモスクリーンという
商品もあります。
類似品も沢山あります。https://www.seiki.gr.jp/products/screen/honeycomb/

窓は雨漏りのリスクも高まります。

なので、なるべく窓に水が
掛からないように昔から
庇を付けるなどの配慮が
なされてきました。

今日本で主流の窓は、外壁に
埋め込む構造になっており
雨漏りのリスクは減りましたが
その変わり窓だけの交換は
出来ない納まりが殆どなんです。

住宅の寿命が30年なら、窓は
一生モノだったのですが、
住宅の寿命が100年と考えると
窓は交換できる必要があります。

住宅が100年持つのが当たり前の
海外の家の窓は、必ず外壁を傷めず
交換が出来る納まりです。

日本の窓が半外付け納まり
というのに対して
外国の窓は内付け納まり
と呼びます。

日本の住宅の窓を
本当に100年持つように作ろうと
思うと、庇+内付け納まり
が最適な回答になります。

ただ、庇も窓ごとに付けるのは
あまり格好良い物では無かったり
悩みどころです。

結局断熱と長寿命の観点で
一番良い窓の納まりは

外付けブラインド
内付け樹脂(木製)トリプル窓
ハニカムサーモスクリーン

が全部付いているものになります。

しかし、これを全部揃えると、
人が出られるサイズの窓1つに
60万~100万円のお金を
掛ける事になります。

なかなか難しいですよね。

私の設計する家でもフルセットを
全部の窓に付けるお客様は
いらっしゃいません。

モデルハウスくらいかな、、、

でも、ハニカムサーモ以外は
後からではできないので、
意外と家づくりにおいて
優先順位は高いものになります。

これ、やっておかないと、
後で交換ができない(お金がかかる)
事になっちゃうんですよね。

最近の一番の悩みの種です。

なるべく窓の設備は
多めに付けたほうがいいです。

うーん、煮え切らない答えで
ごめんなさい。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー