これまでお届けしてきたお役立ち情報や業界のリアルなお話を振返りでご覧いただけます。最新のメールマガジンは申込後に購読が可能です。

エイジング・イン・プレイス

日本人の暮らし

凰建設の森です。

本日はリノベの打合せ。
3号建築物の外壁の模様替え。
確認申請の要る工事です。

工事の内容も大きいけど、
それ以上に申請業務が大変。

そちらで大変ドタバタしてます。
ただ、申請や工事を進められる
目途がついてきたので、
少し胸をなでおろしてます。

さて、本日の話題は、たぶん?
聞きなれない用語について。

エイジング・イン・プレイス
という言葉があります。

高齢者が住み慣れた地域で
安全に自立して生活ができる
事を目指す概念ですね。

直訳すると、その場所で年を取れ。
みたいな感じになりますね。

ある程度の年齢に達すると、
人は変化を快く思わなくなる。

自分が住み慣れてきた所で、
一生を過ごせるようにしたい。

そう思うのは自然な心の動きです。

しかし、この縮小していく社会では
住み慣れた場所で一生を終えるための
ハードルは上がっていく一方です。

住んでいる地域が過疎になり、
訪問看護や訪問医療のサービスが
受けられなかったり、
ライフラインのインフラ維持が
難しくなり生活コストが上がったり、
自分の体が衰えて自活できなかったり。

家以外にも沢山の原因があり、
住み慣れた場所を後にして、
晩年を過ごす事になる。

望んで離れるのであればいいけど、
望んでいないのに、離れなければ
ならないというのは寂しい事です。

横浜で仕事をしている時に、
年老いた親が来るかもしれないから
一つ余裕の部屋が欲しいという話は
幾度となく聞きました。

年老いた両親を子ども達が新居に
迎え入れるという話を聞くと、
親孝行な子供さんだねっていう
イメージがあるかと思いますけど、
本当は両親としては、住んでいる
家を離れたくはなかったという
事もまたよくある話です。

なので、その場所で老いて死ぬ。
というのは、スムーズに行くなら、
人生は理想的なのではと思います。

昨年亡くなった私の祖父は、
生まれてから死ぬまで、同じ敷地で
人生を過ごしました。亡くなる時も、
病院ではなく自宅のベッドで家族に
看取られる形でした。

想像でしかありませんが、
たぶん、幸せだったろうと思います。

そうやって人生を終えていく事が
出来る人を増やしていきたい。

その為の研究が今後進むそうです。
それも、日本だけではなく、
アメリカとも協力しての研究。
↓     ↓
%url1%{https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001619600.pdf}

国が違えば文化も違う、
社会のインフラ整備状況も違う。

その中で、どのような答えが
見つけられるのかは分かりませんが、
地方都市に生きる人にとっては、
明日は我が身という課題です。

今から研究が進むのであれば、
私が死ぬときには成果が社会に
還元されているのではないかと
期待しております。

家ばかりが原因ではないけど、
介護がしにくい家というのは、
そこで住み続ける事が難しい。

当然、暮らしやすい家というのも
何らかの指標や知見が出てくるはず。

新しい発見や考え方が出てきたら
是非取り入れていきたいものですね。

#家族の距離感 #流行より普遍性 #本質的な家づくり

登録特典として、小冊子をpdfでプレゼント
+知って得するメルマガを毎日配信

メルマガ

メルマガに登録する

この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

Xアイコン facebookアイコン Instagramアイコン

国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー