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エコロンをお迎えしました。

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は東京です。
パッシブ技術研究会の
年末の勉強会が開催されます。

山本亜耕さんと
福島先生が北海道から
お越しになるという事で
私も頑張って予定を調整し
東京に伺っております。

折角来るならお前も事例発表を
しろと指令をいただき、私も
少しだけお話をさせていただきます。

さて、本日の話題は、
パッシブ換気とは別のお話。

というのも、弊社のパッシブハウス。
築10年が経ち、いよいよ上下水道を
引いてみようという事になり、
たまにメルマガでもご紹介を
させていただいておりました、
こちらの設備を導入しました。https://www.ecolon.co/

イメージ的には巨大なコンポスト。

これで、電気と水道が、
オフグリッドで賄える
家へとグレードアップ。

都市がブラックアウトし、
水道が来なくなっても、
まあまあ普通に生活が
出来る家になりました。

あとは、太陽熱温水器で
ある程度のお湯が自給できるように
なれば完璧と言った所でしょうか。

太陽熱温水器については、
未だ機種を悩み中。

とりあえずトイレが使えるように
なりますので、今年の
パッシブハウスオープンウィークスは
希望者は早い者勝ちで
ベッドを使っていいから
泊まりも有りですよ
という事になりそうです。

良かった良かった。

人口減少と都心への一極集中が
続いて行く社会では、田舎で
家を建てても良いのかという
命題が付いて回ります。

例え行政によるライフラインの
供給が途絶えたとしても、
普通に家で暮らす事が出来る
技術を持っておいた方がいい。

それが今すぐ必要になるか
というとそこまで差し迫った
ものではないと思います。

また、岐阜県岐阜市は、
ギリギリ三大都市圏。

ライフラインの維持が不可能なほど
人口が減るのは他の地方都市よりも
ずっと先の話になります。

しかし、備えあれば憂いなし。
2024年現在からでも、
オフグリッドで自活できる
建物の建設と運用の実績を
重ねていく事で、何年先か
分かりませんがいざそういう
設備の需要が発生した際、
困っている方に適切な
アドバイスが出来ることになる。

未来への備えと投資、ですね。

住宅業界に身を置く我々は、
とにもかくにも、なるべく長い
先の事を考えなければならない。

建物の寿命が100年続く物を
作っているのに、この先10年の
最適しか考えていないような
家づくりでは、結局お施主様は
良かったという気持ちになれない。

作っている物の商品寿命の
長さに応じた社会的責任が、
住宅業界にはあると思います。

30年先の社会はどうなっているか。
50年先の社会はどうなっているか。
じゃあ100年先の社会はどうか?

未来の事なんて分かるはずがない。

そりゃその通りです。
しかし、人は常に未来を夢見て
未来を予測し生きてきました。

オイルショック以降の住宅断熱の
歴史を学べば、これから建てる家は
断熱等級5で行こうなんていう
考えにはならないはずです。

過去と現在を線で引いたその先の
未来が断熱等級5を指しているか
というと残念ながらそうではない。

断熱等級5すら腰掛的な短期目標。

でも、過去を学ばない人にとっては
断熱等級5は2025年以降の最低基準を
少し余裕を持ってクリアできる、
いい感じの落としどころに見えるかと。

未来は分かりませんが、この先
予測できることは沢山あります。

断熱のレベルは年々上がっていく。
ライフラインの維持が難しい自治体が
出てきはじめる。
熱交換換気のメンテが出来ずに
使い捨て状態になる家が出てくる。

これらはほぼ確実な未来と言えます。

だったら、家を建てる際には、
それらをきちんと対策しておかねば
後で自分が困ることになりますよね。

あなたが建てる家にも、
10年後に起きるであろう問題。
20年後に起きるであろう問題。
50年後に起きるであろう問題。
それぞれに問題があるはずです。

それらをきちんと対応して、
家を建てていただく事を
強くお勧めしたいと思います。

今の最適解と30年後の最適解が
違うなんてことは当たり前に起きる。

是非、将来のあなたや、
あなたの家を受け継ぐ誰かが
トータルでこれが一番良かった。
と言えるような選択を
していただけたらと思います。

#本質的な家づくり #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー