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省エネ設備メーカーは自己矛盾との戦い

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は住宅設備の打ち合わせに。
で、その帰りに写した一枚。

設備メーカーがこういう看板を
掲げるのは、まあ理解できます。

だけど、彼らは大きな自己矛盾と
常に戦い続けています。

家庭でも業務用でも、冷暖房は

供給する熱量/必要な熱量<1

を目指すのが基本ルール。
供給する熱量を如何に効率よく
するかという意味で、省エネの達人
という看板を掲げているのでしょうが
それよりもはるかに効果が高いのが

必要な熱量を下げる事になります。

要するに建物を断熱するという事。
そこに目をつむって、供給側の
効率向上だけを訴えていくのは
根本的な解決になりません。

犬を飼うことを想像してください。
1日に5kgの餌が必要な大型犬だと
ハイカロリータイプの餌にしても
それが1kgまで減るという事は
ありません。

餌代を節約したかったら、そもそも
1日に0.5kgで十分な小型犬にした方が
いいですよねという事です。

今年、日経BP社の記者さんが
高断熱住宅の全館空調について
国内の主要エアコンメーカーに
取材を申し込んだところ、
全部に断られたという話がありました。

エアコンメーカーからしたら、
エアコンの売れる台数が減るような
報道の取材には協力できない
という事なんですね。

全部諦めて素直になってしまった方が
色々と楽でいいと思うのですが。

自己矛盾を抱えたまま省エネ!と
頑張ろうとするから疲れるんです。

電気や水や空気やガスが通るのが設備。
設備メーカーは全て、その
自己矛盾との戦いですね。

#温熱は物理 #設備より建築 #電気を使い過ぎない暮らし

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー