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【日刊】依頼先に未来はあるか?

住宅会社選びと業界構造

凰建設の森です。

本日も内覧会。
リノベや新築のご相談も
沢山いただきました。

ありがとうございます。

皆さん依頼先をどこに
決めるのかという事を
色々悩んでおられます。

当然と言えば当然。

だって、建設業の事業者は
どんどん倒産しているから。

日本全国どこの地域でも、
地域でそれなりにやっている
建設会社が倒産した
というニュースは聞こえてきます。

建ててもらった建築会社が
倒産するというのも嫌ですが、

我が家を建てている最中に
建築会社が倒産したなんて
事が起きたら損害も大きい。

だから、今も未来も倒産しない
建築会社を探さねばならない。

何度も何度も言っていますが、
家づくりはその他の買い物と違い
商品を使い続ける時間が長い。

車で20年位ですが、
家の20年なんてまだまだ序の口。

100年以上使える家を建てよう
というのがこれからの日本です。

だから、建築会社に求められる
企業の寿命というのは、永続
という事になるかと思います。

弊社で65年程度になりますが、
会社というのは年数が浅いほど
コストは安く済みます。

私、凰建設の代表と並行して
(一社)ミライの住宅の
代表も務めております。
後者は8年程の会社です。

売っているのが知的財産
という事もあるのですが、
ミライの住宅は経費が
とても少ない会社。

物を所有せず、会社としての
利益を追求せずに運営する。
後継者を育てるという事を
している訳でもありません。

めちゃくちゃ気が楽。

対して凰建設は様々なコストが
掛かるし、出来るだけ真面目に
税金を払おうと心がけている。
後進の育成だって、できるだけやろうと
心がけているから、今年の4月も
学卒の新入社員が入ってきます。

今のご時世で住宅会社において
社員平均年齢が30代というのは
物凄く稀な事だと思います。

会社として、利益を最大化しようと
思うと、後進の育成というのは
優先順位の低い事になります。

今いる、出来るメンバーだけで
運営していけたら、恐らくあなたの
職場でもパフォーマンスは上がるでしょう。

しかし、その会社運営方法では、
10年後20年後の組織は成り立たない。

10年ほど前に、大叔父のやっていた
会社を閉めるお手伝いをしましたが、
その会社も、後継者を育てることなく
運営してきて、最後の社員の退職と
共に会社もたたんだという感じ。

職種的にそれで全然良い会社だったので
社会的な責任がどうこうというのは無い。
最後まで効率よくお仕事をされていた。

しかし、その姿勢で建築会社を運営すると
建てていただいたお施主様が将来困る。

建ててもらった会社でずっと維持管理を
お願いするつもりは無いというお施主様も
いらっしゃるかもしれません。建売とか。

でも、注文住宅を建てる方であれば、
アフターサービスまで期待して
その会社に頼むと思います。

だから、会社が永続する仕組みを
作る努力をしているかどうかは、
注文住宅を建てるのであれば、
是非とも確認しておきたい所。

会社の永続というのは、スーパーマン
みたいな社長がいくらいてもダメ。

人は必ず死にます。
後進の育成をするしかないんです。

恐らく家を建てる事を目的に
このメルマガを読んでいる方は、
会社の中でも後輩を育てる仕事を
されているのではと思います。

仕事を離れても子育てが待っている。

人の社会が続いて行くためには、
誰かが誰かを育てるのは必須。

そして、そういう立場を経験した人なら
人を育てるというのは大変だと知ってる。

目を掛けてきた後輩が辞めるとか、
経験したことのある人も多いはず。

大工さんだって新人が10人いたら、
一人前になれるのは半分もいない。

それでもあきらめずに人を育てる
投資を行った会社にしか、
未来は無いんですね。

建設業における人手不足倒産は、
あらゆる業界の中でも多い方。https://www.tdb.co.jp/report/economic/20250109-laborshortage-br2024/

小規模になればなるほど、
後進育成に手が回らなくなりがち。

凄く小規模で、凄く低コストで
家づくりをしているけど、
後進の育成をしない事で
コストを削っている。
という会社もあります。

いや、私だって育てたいと
思っているんだけど誰も
入ってきてくれなくて、、、

という話も聞きます。
当たり前です。今の時代、
採用するにもコストがかかる。

コストをかけて採用して、
コストをかけて育成して、
それでも徒労に終わって、
を繰り返しながら企業は
運営されていくんです。

他の職種であれば採用はしない
という考え方があってもいいと思う。

だけど、家づくりを生業とするなら、
特に工務店業を営んでいきたいなら、
後進育成の手間を惜しむのは、
お施主様に対する裏切りだと思う。

若手育成をしている気配が無い
会社ほどコストは低いので、
目先の見積が安いから選ぶ
みたいなお施主様もいると思う。

でもそれ、回り回って自分に
ツケが来る可能性があります。

あなたの頼もうとしている依頼先、
きちんと若手育成やってますか?

工務店を運営されている方は、
きちんと若手育成してますか?

育成していないのであれば、
お施主様のメンテナンス計画を、
どう考えておられますか?

それに答えを出せないのであれば
家づくりという仕事はすべきじゃない。

私はそう思います。

皆様はその問題に対しては
いかがお考えでしょうか?

どうぞ、依頼先選びの参考に
していただければと思います。

#本質的な家づくり

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー