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【日刊】どの情報を信じてよいものか?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日も引き続き空調講座です。
香川回の7回目。
いよいよ佳境に入っていきます。

明日は新建ハウジングさんの
空調塾が始まります。https://www.s-housing.jp/archives/395260

どんな雰囲気になるか、私も
ドキドキしておりますが、
何とか頑張り切れたらと思います。

さて、本日の話題は、
地元開催なので珍しく飲まずに
車で参加した昨日の懇親会の
中で出た話題からになります。

どこでも誰でも、情報発信が
簡単にできるようになり、大変
便利になったのは良いのですが、
その分情報が溢れすぎて、何を
信じてよいのかが分からなくなる
という時代がやってきております。

これは何も今に始まったことではなく、
ネットの普及とともにじわじわと
傾向が拡大をしてきました。

情報が氾濫すると、まとめサイトや
キュレーションサイトが登場し、
そのまとめサイトも乱立すると、
まとめサイトのまとめサイトが登場
みたいなことが繰り返されてきた。

そして今は膨大な情報の中から
AIが必要なものを選別して
提供してくれるようになりました。

かなり情報収集は便利になってきた。
と多くの方が思っているかと。

chatGPT5.1に岐阜における最適な
断熱レベルは?と聞くと、
最低限UA値0.46、できれば0.34、
0.2より良い断熱は過剰です。
みたいなことをさらっと答えてくれる。

あらら、すごくいいところを
突いてくるじゃないですか。

なんだか私が入れ知恵しているんじゃ
無いかと疑われてもおかしくないような
回答になってきておりますが、
それでも細かく聞いていくと、色々と
辻褄の合わない部分が出てきたりします。

私も専門分野の事であれば、その情報が
おかしいのかそうじゃないのかは
瞬時に判断がつくのですが、
専門分野外の事においては、
AIが言っていることが正しいのか、
それとも異論をはさむ余地があるのか
という事は分からないんですね。

なので、新しい分野で勉強を始める際は、
いきなりネットの有象無象の情報から
手あたり次第覚えて回るのではなく、
その分野の公的機関が出している情報を
まずは座標軸や羅針盤代わりにしっかり
押さえることが大事になります。

家づくりで言えば、こういうサイトからhttps://www.nilim.go.jp/lab/hcg/htmldate/index.html

メルマガやブログ、動画のような
バイアスのかかりまくった媒体で
何かを学ぶ前にまずは基本を押さえる。

それをやらないから、自分の中に、
座標軸が作れずに色んな情報に
惑わされてしまうわけですね。

ある程度基本は抑えられたなと
思ってから、有象無象の情報に
触れていかないと迷子になるだけ。

そして、有象無象の情報に触れた後は
役に立つのがこちらのサイトhttps://scholar.google.co.jp/

ここで調べ物をすると、研究論文などを
中心に調べてくれますので、
(内容は難解ですが)ある条件における
最も確度の高い結論を得られます。

基本的に責任感をまともに持ち合わせている
研究者さんは、結論を端的に言い切ることは
致しません。色んな条件によって、結論は
変わってくる可能性があるからです。

有象無象の情報では(私も含めて)
結論を言い切る方がアクセスを稼げるし
役に立ったと褒められるから、どんどん
言い切る発信になってしまいがちです。

でも、基本的にはこの世の中で、
何かを自信たっぷりに言い切ることが
出来るものの方が少ない。

家づくりの業界というのは、
その必要な知識も膨大になってきます。
それだけに、明言できるトピックも
限られてきてしまいます。

医療分野などでもよく言われますが、
目の前にいるお医者さんよりも、
ネットで見た再生回数の多い動画の
結論の方を信じてしまったり。

もうそうなってくると、根拠や
理屈などはどうでもよくて、
「自分の信じたい情報を信じる」
しかできなくなっていったりします。

それでは家づくりは上手く行かないし、
なんなら人生だって上手く行きません。

この、情報があふれる社会だからこそ、
学ぶ力というのがとても大事になります。

新しい事を学ぼうと思った際に、
なるべく寄り道をせずに、正しいものに
最も近い情報にたどり着くための
方法を知っておかなきゃ。

溜まってしまったメルマガを読む前に、
国総研の資料に目を通したほうが、
有意義だったりしますので、
是非参考にしていただいて、
間違いのない家づくりを
していただけたらと思います。

#温熱は物理 #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー