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【日刊】もし急いで間に合うなら?

日本人の暮らし

凰建設の森です。

本日は地域のお祭り。
朝から神輿を担いで
町内を練り歩き、昼から
地域の神社に集まって
神輿を奉納したのち、
盛大に餅まきを。

朝から飲みながらという
いかにもな春のお祭りです。

規模は随分と小さくなりましたが
それでも地域の大切なお祭り。

できる範囲で継承していけたらと
思います。

と思ったらお昼頃に火災発生で出動。
お祭りもやりつつ火消しもやりつつ
大変な1日を過ごしました。

さて、本日の話題は、昨今の情勢で
建築計画を急ぐかどうかという話。

弊社だけでなく、たぶん全国的に
問い合わせが増えていると思います。

で、多くは「なるべく早く建てたい」
という相談になります。

気持ちはよくわかるし、
できるだけ応えてあげたい。

しかし、既に直近の着工予定は
埋まってしまっています。

早くても1年後の着工ですと言えば
少なくない人が「じゃ、いいです」
とおっしゃいます。

じゃ、いいですとおっしゃったうちの
何割かはもう一度問い合わせをされる。

やっぱり相談してみたいと。

残りの方はそれっきりになります。
おそらくすぐにやってくれるところが
見つかったということなのでしょう。

これ、5年前と非常に似ています。
ウッドショックの時にも、
すぐにやりたいという人が沢山いた。

でも、多くの会社は2年近く待って
着工という状況でして、なかなか
思うようにはいきませんでした。

そんな中、「すぐできますよ」
という会社も一定数ありまして、
値上げ前にやりたいという人は
そういう会社に依頼されて、
家を建てられました。

会社に問題なければそれでもいいのですが、
業界全体が忙しい時に、なぜか
すぐにできるという、暇な会社が
あることに違和感を抱けると、
世の中は少し歩きやすくなるかと。

誰もが早くやりたいけど待ちが出る
という状況で、すぐにやれるという事を
掘り出し物を見つけたと思うのか、
何か怪しいのではと思うのか。

前者であれば本当にラッキーですが、
残念ながらそうではない場合の方が多い。

人間は、焦ると判断力がいつもの半分以下に
なってしまうものです。
早くしないと損をしそうだと思った時点で
もう考える力は随分と落ちていると
思った方がいいです。

焦っている人を相手にする商談は
とっても楽になります。

「早くしないとさらに高くなる。」
「値上げ前に決めちゃいましょう」

ということを手を替え品を替え、
切り口を変えて言い続けるだけ。

新人さんでも比較的簡単に
契約が取れるようになります。

もう詳しく言わなくても伝わると
思うのですが、あまり焦らない方が
いいということになります。

早くしなきゃと思っている時こそ、
落ち着いてよく考える。

今まで家を建てないという決断を
してきた機会損失を、これから先で
埋めるというのはもう無理です。

だから、ある程度は覚悟して開き直って
どっしり腰を据えて取り組んでみてください。

焦って早くしたいと思ってくれるのは、
建築会社としてはありがたいけど、
それ、たぶんあなたのためにならない。
あなたの家族のためにもならない。

どうぞ、落ち着いて、落ち着いて、
ゆっくり考えてください。

#流行より普遍性

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー