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制振があれば等級2相当でもOK?

災害とレジリエンス

凰建設の森です。

本日は新しい案件のヒアリング。
若い夫婦の夢と希望に満ちた
新築の計画はこちらも楽しくなります。

youtubeを始めてから、
沢山のお問い合わせをいただきます。

私を指名ですと少し予約が
取りづらくなっております。
すみません何卒ご理解を、、、

さて、本日の話題は質問箱から
↓     ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/cfb66ac7-0c19-406f-9d89-ef80dad07091/completed}

もうですね、
この手の質問は採っても採っても
生えてくる雨後の竹の子の様。

思えば10年前は、高気密高断熱は
窒息するって本当ですか?

という質問に毎週答えていたような
気も致しますので、いつかは
この質問も収束するのでしょう。

結論だけ先に言いますと、
等級3は必須です。

弊社では耐震等級3に満たない
建物は建築致しません。

では、等級1+制振工法と
等級3の制振無しはどちらが強い?

折角ですからその質問に
お答えいたします。

2013年8月に発表された、
制振工法の性能評価をしたレポート。

粘弾性体テープを用いた
木造制震住宅に関する実験的研究

という物があります。

日本建築学会のアカウントがあれば
無料でダウンロードできます。

こちらのレポートNo.5にて、
等級1+制振vs等級3が
取り上げられております。

これ、どちらが強かったと思います?
実はこれ、強さで言うと
そんなに変わっていないんです。

なんと、驚きですね。

しかし、全く違うのが、変形量。

阪神大震災の80%の揺れで、
等級1+制振は約1.5倍程、
建物の変形量が増加します。

等級3の建物が3cm弱変形する所
等級1は5cm弱の変形を起こします。

では等級3のみ+等級3+制振
であればどうかというのが、
レポートNo.7で書かれています。

こちらは少々の事では違いが
分からないので、
阪神大震災の100%の揺れを
8回繰り返し加えるという実験。

(実はその前に10%を2回
60%を2回加えてます)

うーん、さすがにそこまでは
現実的ではないかもですが、、

等級3が10cm以上変形します。
しかし、等級3+制振は1.5cm。

阪神大震災が8回来ても1.5cmしか
変形しないのが、等級3+制振。

阪神の80%が一回来たら5cm
変形してしまうのが等級1+制振。

壊れなければ変形しても良いのか。
そうではありません。変形すると
気密が落ちるんです。

気密シートは破れるんです。

だからこそ、まずは変形量の少ない
耐震等級3がマストに。

その上で、制振にも
取り組んでいくべきなんですね。

等級3を取るかどうかを判断するのは
最終的に住まい手になります。

建築会社が不要と言ったからと、
等級3を取らなかった後に、
もし何かあったとしても、
建築会社は責任を取るわけではない。

建築会社はあなたの意思を代理して
家を建てているのです。

あなたが等級3が良いと思うなら
ちゃんと等級3を取れる会社に
依頼しないと何のための家づくりか。

よくよくお考え下さい。

#災害に強い家

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー