凰建設の森です。
9月に問い合わせや申し込みが
相次ぎ、10月は図面を沢山書き
11月に入って図面や見積もりの
提示が続いています。
住宅の建築をする際の流れとして
建築会社の比較検討
↓
その会社で建てた場合の資金計画
↓
図面を描く
↓
見積もりを出す
↓
契約
というのが一般的です。
この流れにおいて、最も大事な
所はどこでしょうかと聞かれたら、
私なら間違いなく「資金計画」
と答えます。
よく住まい手さんで勘違いを
されているのが、資金計画と
見積もりとは違うという事。
資金計画とは、建築会社に
払うお金も他に払うお金も
全部ひっくるめて、あなたが
家を建てる際にどのくらいの
お金を用意すべきかを検討する
作業になっていきます。
当然、余裕を見込んでおくべき。
だって、後から思ったよりもかかる
ってなったら嫌じゃないですか。
本見積時に資金計画よりも
安くなっているなら何の問題も
ありませんよね。
しかし、建築会社の多くは、
あえて少し足りない資金計画を
することが殆どです。
建築会社としては、
後から見積もりが増えるのは当然。
だと考えているからです。
実際その通りです。
住宅の建築は打ち合わせを
重ねれば重ねるほど金額が
増えていくものになります。
設備のショールームに行って、
アドバイザーのお姉さんから
こんな事も出来ますが?
と言われたら、とりあえず
いい方で見積もりしておく。
そんなことを繰り返すうちに
あれよあれよと見積もりが
増えていきます。
最終的に500万円増えた。
どうしよう。
みたいになるころには、
最初に立てた資金計画なんて
すっかり忘れている。
あるあるです。
500万円の増額は
ローンに直すと1万5千円弱。
夫婦二人で頑張ればなんとかなる。
そんな金額なので、
結局最初の資金計画よりも
500万円多くなるなんて
日常茶飯事になります。
一気に増える500万円には
凄く抵抗を覚えるものですが、
5万円ずつとか10万円ずつ
増えていく500万円は、
何となく受け入れてしまいます。
この流れになってしまうと
住宅の建築はろくなことに
なりません。
後から増えていく項目は
内装であったり設備が殆ど。
だけど最初に予算がないからと
削る項目は、坪数であったり
構造や断熱になるからです。
大事な部分を削ってどうでもいい
部分でお金を掛ける。
そんな家づくりになる、
大きな原因が資金計画の不備。
みんなこれを甘く考えすぎ。
資金計画を立てたらちゃんと
それ通りに自分も動くし、
建築会社にも守ってもらう。
また、建築会社はタダでさえ
少し安めに出す所が殆ど。
そこに、住まい手側から
「もっと安くなりませんかね?」
と言ってしまうと、
もうぐちゃぐちゃです。
資金計画って、恐らく、
建築会社を決める前にやります。
だから、まだあなたには選択権が
ある状態になります。
資金計画の時にはまず建築会社の
出す物を受け取っておく。
そして建築会社に確認する。
平均でここからどのくらい
上がりますでしょうかね?と。
それから持って帰って
夫婦で検討をすべきなんです。
その金額が払えるかどうか。
資金計画の際に、
「もっと安くなりません?」
と住まい手から言ってしまうと、
最終的には、建築会社から
「あなたが安くと言ったから
資金計画時は安くしましたが、
やっぱりかかっちゃいましたね」
みたいな事を言われて終わり。
高くなったことに対する
責任の所在は建築会社の
担当者だけではなくなります。
だから、資金計画の際は、
まず相手の出す物をそのまま
受け取っておくこと。
建築会社の責任100%の状態を
作っておくことが大事です。
また、資金計画の際に、
要望を全部出しておくことも大事。
要望が後出しになると、
資金計画もやっぱりうやむやに。
資金計画の際に意味不明な値下げを
してもらって、自分の予算内に
納まったと喜んでみても
それは何の意味も持ちません。
むしろ家づくりにおいては
大事な部分が削られている
可能性が高いのでマイナス。
資金計画の際に、自分たちの
手も足も出ないような
予算が出てしまったのであれば、
それはやっぱり計画としては
厳しいのだと思います。
そして、建築会社には、
この予算ならきちんと納まる、
という資金計画を出してもらうべき。
虚構の資金計画ではなく
リアルな資金計画をしてもらうべき。
自ら進んで後からお金のかかる
パターンの家づくりに持っていかない。
気を付けてくださいませ。
