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○○っぽいデザインにしたい!

住宅会社選びと業界構造

凰建設の森です。

本日は会議日、
朝の6時半から夜まで
ほぼずっと会議です。

会議をまとめられないのか?
はい、別の団体や組織の
会議ばかりでして、
まとめられないんですね。

本日の話は、デザインです。
というのも、お客様から
デザインについてのお問い合わせが。

という事で、その返答を兼ねて
過去のメルマガの復刻版になりますが
こんな感じのデザイン、できる?

についてお話していきます。

現実的な言い方をすると、
積水ハウスみたいな家を建てれるか?
住友林業みたいな家を建てれるか?

という事ですね。

実はこれ、可能です。

むしろ比較的簡単です。

というのも、HMのデザインというのは
比較的コード化されているから。

コードというのは、「ルール」
みたいなものです。

音楽でもありますよね。コード。
カノン進行の曲は耳なじみが
良く、受け入れられやすいなど
コードを使うと、統一感や
パターンを生みやすいです。

それは音楽だけではなくデザインでも
同じことが言えます。

コードを設定することで統一感のある
デザインを作ることが可能です。

で、例えばハウスメーカーの家って
日本全国、どこで建っても、どんな
設計士さんが建てても、やはり
同じような雰囲気を出してます。

それが、ブランドを作り、
あの会社の雰囲気にしたい。

という需要を生み出しています。

これ、ある程度ルールを作って、
統一化しておかないと、
全国各地でバラバラになり、
収拾がつかなくなってしまいます。

そこで使われているのがデザインコード。

ハウスメーカーごとに、設計時の
デザインのルールが決まっています。

それを逸脱しなければ、
積水ハウスらしい家、住友林業らしい家
というのが出来る事になります。

新米の設計士もいるでしょう。
ベテランもいるでしょう。
癖の強い人もそうじゃない人も。

でも、誰が作っても同じ雰囲気。

という事は、工務店で作る家であっても
そのデザインコードを守っていれば、
それらしい家にすることは可能。

ハウスメーカーによっては、間取りなどの
制限がきつい会社もあります。

構造面の事もありますが、稀に
デザインコードに引っかかる為、
やれないという事も発生します。

しかし、構造上の理由ではなく、
デザイン上の理由でできない。
というのはなかなか受け入れられにくい。

なので、少し理由をぼかしながら、
あー、それはできないんですよね、、、
と伝えたりもします。

ブランドイメージを守るためには
それもまた必要な事なのでしょう。

例えばとあるメーカーのコードには
「床から天井までの高さの窓」
という物があったりします。

天井の高さが2.4mだとしたら、
2.4mの高さの窓を使うと適合。

しかし、2.0mの高さの窓と
0.4mの高さの壁だと不適合

そしてここで難問が。

最近、樹脂サッシって
流行っていますよね。

実は日本の樹脂サッシには2.4mの
高さのラインナップが少ない。

日本で手に入る窓を使うなら、
アルミ樹脂複合サッシじゃないと
デザインコードを逸脱してしまう。

なので、そのメーカーで、
樹脂サッシを使いたい。
という要望が出てくると困る。
本当に困る。

結果、お断り価格が提示されたり
ネガティブキャンペーンが
展開されたりするわけですね。

ハウスメーカーのデザインを
工務店がマネすることは
比較的簡単ではあるのですが、
その場合、ハウスメーカーの
デザインコードに従う必要がある。

そして、突き詰めていくと、
そのデザインコードを取るのか
性能を取るのかという選択が
出てくることもよくあります。

デザインコードを取りますか?
樹脂サッシを取りますか?
はたまた輸入樹脂サッシか、
サトウの窓を使いますか?

みたいな感じですね。

幸か不幸か、私自身、設計者として
デザインに対するものすごい
こだわりがある訳ではありません。

むしろ色んなテイストの家を
建ててみたいなぁくらいの
ライトな考え方です。

なので、アメリカンでも、
ヨーロピアンでも、
インダストリアルでも、
ハウスメーカー風でも、
流行りの住宅作家風でも、
喜んで対応致します。

しかし、それらのデザインを
それらのデザイン足らしめている
コードはやっぱり存在します。

そういう制約がかかる事だけは
理解をしておいた方がいいかもです。

出来るけど制約が発生するよ。
というのが話題の結論。

参考にしてくださいませ。

#流行より普遍性 #本質的な家づくり #未来コストを考える

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー