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換気の目的って?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は打合せ。
平日にありがとうございます。

皆様のご理解に助けられてます。

今日はいきなり本題です。

家づくりを進める中で、
断熱の次に悩むのは換気かと。
どうやって換気をするのが
最も良い事なのか。

第一種がいいのか第三種がいいのか。

様々な意見を聞くかと思います。

結局何がいいの?となるかと。
これ、答えは建物や住まい手による。
になります。

いつも言いますが、最高より最適。
絶対的に良い物なんて世の中には
存在しません。

もし、絶対これがいいという
人がいるのなら、その人は、
かなり怪しいと思った方がいい。

特定の条件の中で、最も良いものが
あるだけになります。

換気を選ぶ際に、忘れてはいけないのが
換気の目的になります。

換気の目的は、一言で言うと
室内空気を清浄に保つこと。

建物中は様々な要因で、
空気が汚染されていきます。

人が呼吸をするだけでも、
CO2、湿気、臭気が発生します。

料理をすれば、熱、湿気、臭気
洗濯を干せば、湿気(臭気)
タバコを吸えば、浮遊粉塵
解放式燃焼器具からはCO2やCO
家具や建材からはVOC等々

それらの物を排出し、
外部の清浄な空気を導入する。

建築物環境衛生管理基準
CO     10ppm以下
CO2    1000ppm以下
浮遊粉塵  0.15mg/m3以下
ホルムアルデヒド 0.1mg/m3以下
室温    17℃以上28℃以下
相対湿度  40%以上70%以下
気流    0.5m/s以下

これを達成するのが換気の目的。

浮遊粉塵などはPM2.5や花粉にも
通じるところがありますので、
高い圧力を出せる換気扇や、
高性能なフィルターがあるほど
室内の空気は清浄に。

部屋干しをする人もいれば
しないという人もいます。

タバコを吸う人吸わない人。

使っている暖房設備。
得意な料理、設置する家具小物。

間取りも関係あるし、地域の
気象も関係あるし、
生活スタイルも関係あります。

24時間一定量で換気をするのが
日本では主流ですが、換気の
目的からすると、その方法が
最適とは限りません。

必要な時に必要な量の換気を
提供するデマンド制御も
できれば取り入れたいところ。

普通に仕事をしている家庭だと
換気量は昼に少なくなり、
夜に多くなった方が都合がいい。

昼は建物があまり使われないので。

しかし、昼夜逆転の生活の方だと
昼にこそ沢山換気をした方がいい。

低性能な家であれば換気の負荷は
全体の1/5程度。しかし外皮の
性能が上がってくると、相対的に
換気による熱負荷は上がってきて
最終的には1/3強を占めるように。

そうなってくるといよいよ
熱交換換気の出番がやってきます。

優秀な熱交換システムを入れるか
優秀なデマンド制御を入れるか
その両方を入れるか。

色々色々考えたうえで、
換気設備は決まっていきます。

目的は室内空気の清浄性を保つ。

そこだけは忘れないでください。
逆に家が室内空気が清浄であれば
どんな換気の形態でもOK。

さじ加減は難しい所ですが、
ちょうどいい所を、狙って
行けるといいですね。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー