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便利なものの功罪

日本人の暮らし

凰建設の森です。

本日は岐阜に帰ってのんびり。
という予定のはずでしたが、
朝起きて、家族のために
薪ストーブを炊き、
お風呂を洗ってお湯を張り、
お正月の初詣には行けないので
お墓参りに行って買い物に。

帰ったら子供が遊びたいというので
小学校まで走っていき鬼ごっこ。

帰って娘の自転車の練習をしようと
思ったらパンクしていたので、
ホームセンターまでパンク修理の
セットを買いに行き、パンク修理。

で、気づいたら18時を超えてました。
ゆっくりとは言い難い感じですが、
ゆっくりできたと言ってもいいのかな?

さて、本日の話題は、
各種便利な住宅設備についてです。

家を使うときに、暮らしを便利にしてくれる
色々な設備があります。

ただ、それも時と場合によっては、
ないほうが良いと言えることも。

というのがですね、4歳の末娘の話ですが、
公園でトイレに行きたいというので、
トイレに行ったのですが、失敗した。

トイレの蓋が閉まっていたのですが、
その上に乗って用を足してしまったみたい。

実は、6歳の次女も数年前に、
「蓋が開かなくておしっこができなかった」
という理由で失敗をしております。

これ、わかりますでしょうか。

自宅のトイレだと、自動で蓋が
開いたり閉まったりしてくれるから
出先でトイレの蓋が閉まりっぱなしだと
トイレが使えないと思ってしまったり、
そのまま用を足すのだと思ってしまったり。

トイレを流さずに出て来る
幼稚園児というのが話題になったのも
10年くらい前からになります。

自宅のトイレは勝手に流れるんですね。

トイレはほんの一例です。
自宅が便利になればなるほど、
自宅外でやらかしてしまう。

子供ならまだいいです。

大きくなってからでも、
やらかしてしまう例はある。

例えば扉。

自宅でソフトクローズや
ドアチェックが当たり前に
なっている家庭で育つと、
ついうっかり、引き戸を
ものすごい勢いで閉めたり。

当然、大きな音がなりますので、
周りの人はびっくりします。

本人もびっくりします。
自宅の扉のつもりで
閉めてしまった。

子供だと、元気な子ね。
で笑い話にもなったりしますが
大人が無意識にやってしまうのは
眉をひそめられることも。

自宅の癖は他所で出てしまう。

階段の落下防止を取り付けることに
反対はしませんが、
実家に行ったときに、落ちる。

階段が怖いものだという事を
教えてもらっていないから。

教育、躾、という観点で見た際、
便利すぎる設備は必ずしも、
良いことばかりではありません。

昔、敷居を踏むな、畳のヘリを
踏むな、階段はゆっくり降りる。
扉はゆっくり閉める。

という事を言われた人もいるかと。

これは行儀が悪いということではなく、
これらはいずれも家の弱点です。

家を代々長く使おうと思うと、
それらの部分はそっと使うと良い。

今は関係ないかというとそうでもない。
労って使うに越したことはない。

便利なものを使うなとは言いません。
ただ、それが当たり前になったときに、
家の外で、非常識な人のレッテルを
自分や子供たちが張られないよう、
お気をつけを。

#家族の距離感 #流行より普遍性 #本質的な家づくり

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー