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2LDKを建てよう

日本人の暮らし

凰建設の森です。

本日は東京です。
JBN環境委員会の事業に。

東海道新幹線の
新しいチャイムを
聞く事が出来ました。

エアコンについて、
大学の先生やメーカーと
喧々諤々お話をしよう。
という、浜松の足立さんの
企画になります。

ガンガン切り込んでくれないと
面白くないしメーカーも
真剣に受け取ってくれないから、、

という事で、設計実務者を
代表して文句を言う係に。

あれ、損な役回り?
どうなる事やらですね。

さて、本日の話題は、
家の部屋数についてです。

もう〇LDKという家の
広さの表記は前時代的と
言っても過言ではない。

断熱が進むにつれて、
個室が個室である意味は
少しずつ薄れてきますから。

だけど、分かりやすく
イメージしてもらうために、
あえて本日は2LDKと、
表記させていただきました。

なぜか。それは、あなたの家の
出口戦略の為になります。

平成30年に行われた、
住宅土地統計調査によると、
一戸建て持ち家の
平均居住室数の全国平均は
5.8室になります。

4LDK+αみたいな家が、
日本の住宅の平均像だと
考えても良いかと思います。

そして日本の平均世帯人数は
今現在2.4人程度になってます。

住宅の現状はそのまま、
中古市場におけるストック。

今後ターゲットになる
住宅取得層が2人+αだけど、
市場には4人+αが住む想定の
家が一般的だという事です。

なぜならば、家づくりは、
最も家族数が多い時に行う事が
圧倒的に多いからですね。

おそらくあなたのご実家も、
あなたが巣立った後には、
子ども部屋が空き部屋になり、
そのままになっているか、
片付けられご両親が使っているか
だと思います。

この先新築住宅が立たなくなり
中古流通が家を買う事の主流に
なっていくわけですが、
(数十年後の話です)
圧倒的多数を占める、2人家族の
受け皿になる家が足りないんですね。

あなたの家が将来的に
売りに出された時には、
あなたの家は評価される側。

商売の鉄則ですが、
競合のいない所で勝負をする。

平均値の物は、最も売るのに
苦戦する商品になる訳です。

しかも、需要の平均値と、
供給の平均値に乖離がある。

遠い将来を見越した時には、
2人家族が住みやすい、
2LDKの家というのは、
かなり強い商品価値を
持つことになる訳ですね。

恐らく、将来的にも
2LDK程度の家を探そうと
思ったら、アパートが
妥当な所になります。

一戸建ての2LDKみたいな
家というのはとても少ない。

子育てが終わり、定年を
迎えた後に家づくりをする
という層は一定数います。

その方々が求める家の像って
夫婦二人が豊かに暮らせる家。

居間の他に、それぞれの
個室があって好きなものを置く。

そんな家づくりばかりです。

という事は、子育てが終わると
本当はみんなそういう家に
住んでみたくなるわけですね。

自分の家を、将来売るとか、
貸すとか最初から考えて
家を建てる人はあまりいない。

だけど、将来の事って、
考えておいた方がいいですよね。

日本人は小さいころから、
「将来大きくなったら、、、」
「将来の事を考えて、、、」
と呪いの様に周囲の大人から、
先の事を考えなさいと、
言われて育っていきがちです。

本来、住宅こそ、最も将来を
考えてつくらないといけないもの。

しかし、家づくりをする時には、
びっくりするほど、近視眼的に
なってしまいがちです。

家づくりが子育て仕様に、
振られ過ぎてるなんて、
よくある話だったりします。

1つの家族が一戸建てに住んで
それを手放すまでの期間、
今の日本だと5~60年程度。

そのうち、子育ての期間は
20年程度になってきます。

残念ながら、子育て期間
じゃない期間の方が長い。

子育ての事を考えるな
とは言いませんが、
長い目で将来を考えるなら
老後7割、子育て3割くらいの
バランスで家を建てたほうが、
合理的だという事です。

そして、出口を考える。
自分が将来手放す時に、
市場ではどんな中古住宅が
求められているのか、
市場にある商品群は、
どんな構成のものなのか。

リセールを考えると、答えが
少し見えてきます。

よく、没個性なものの方が、
中古住宅として売りやすい。
みたいな話もありますが、
売りやすい代わりに、
価格競争に巻き込まれます。

強烈な個性を持った家だと、
住む人を選ぶかもしれませんが、
価格交渉の場に引っ張り出される
という事も減っていきます。

とりあえず簡単に差別化を
図れるのは、部屋数かと。

2人家族が住むのにちょうどいい
大きさの家を建てておくのは、
将来の備えにもなり得ます。

どのくらいの家を建てておこう。

悩んだら、参考にしてください。

#家族の距離感 #流行より普遍性 #本質的な家づくり

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー