凰建設の森です。
本日、新築の打合せ。
今までは楽しい間取りの
打合せでしたが、
本日はお見積もりの提示。
一気に現実を見せられます。
事前の資金計画と見比べて、
なるほど、こうなったか、、
やりたい事の取捨選択が
始まり家の計画はより
現実に向けて加速します。
さて、本日の話題は、
質問箱からです。
太陽光発電について。
↓ ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/397716d1-ac87-475d-9c47-e661c7d8ab31/completed}
太陽光発電については、
ポジティブな意見もあるけど
ネガティブな意見も多い。
結局太陽光発電を
採用しても良いのかどうか
分からないという人も
居て当然だと思います。
世界は2050年の脱炭素に向け
大きく舵を切っています。
脱炭素というのは、
石炭や石油をこれ以上
地球の中から掘り起こすのを
やめようという動きです。
石油や石炭を掘り起こすのを
やめると、熱を作る事が
まず難しくなります。
熱からエネルギーを転換して
作られる電力も同様です。
そして爆発のエネルギーを
推進力に変える各種の
移動手段が使えなくなります。
それらの代替手段を探すことなく
脱炭素というのはあり得ません。
熱を作る事と推進力を得ることは
今日触れるととんでもなく長く
なってしまいますので、電力について
お話をしていきたいと思います。
今までは
化石燃料→熱→蒸発→タービン→電力
という方式で電力を得ていた。
それしか電気を作る方法が
無かったからですね。
核の力→熱→蒸発→タービン→電力
こちらも化石燃料を使わない
という点では脱炭素に合致するので
ルール上はOKとなっていますが、
災害やテロなどの備えが万全じゃないと
原発は動かせないという縛りがあり
なかなか思う様に稼働しません。
日本で最大の原子力発電所は
東京電力の柏崎刈羽原発ですが、
2000年代に入ってからは、
中越地震、東日本大震災など
様々な災害や人為的トラブルに
見舞われ、殆ど稼働していません。
昨年12月にようやく運転禁止命令が
解除されておりますが、地元の
同意無くしては稼働できない。
能登半島沖地震も有ったので、
さらに不安は広がっているかと、、、
地元の人は柏崎刈羽が動かなくても
東北電力から電気を供給してもらえるので
すぐに困ることはありません。
原発を再稼働した方が電力の
安定供給はできると思う。しかし
誰かが猫の首に鈴をつけてくれれば
私たちは怯えなくて済むのに
って言ってるネズミ達と同じで、
自分が再稼働させる当事者には
なりたくないからとりあえず
みんな再稼働反対。
もう稼働している時間よりも
止まっている時間の方が
はるかに長いというのが、
日本最大の原子力発電所です。
本当は7割程度は稼働する
ハズだったんですよ?
かくて東日本の原子力発電所は
軒並み停止をしており、
今の所、太陽光や風力以上に
あてにできない不安定な電源と
言われても仕方のない状況です。
前段の話が長くなりました。
で、化石燃料は今後ダメ、
原子力も当てにしたいけど
全然頼りに出来ない。
となると、再生可能エネルギーを
なるべく早いうちに基幹エネルギーに
していく方が早いんじゃないか?
みたいな事になり、大規模風力や
住宅に載せる太陽光発電の導入が
急がれている訳ですね。
4地域だとどちらかというと
東日本にお住いのはず。
もう、導入したいかどうか
ではなく、導入することは確定路線
というイメージでいたほうが良い。
北海道の様な積雪のある地域でも
南面の壁に太陽光を設置するという
やり方で冬季の昼の電力を
確保するという方法も広がっています。
さて、導入はした方が良い。
しかしネガティブな情報も。
太陽光発電の廃棄問題は、
以前からずっと言われています。
廃棄にお金が掛かるんじゃないか。
今現在、太陽光発電の廃棄に
かかるお金は住宅一軒分で
約15万円になります。
↓ ↓
%url2%{https://www.solar-partners.jp/contents/42356.html#back}
そしてリサイクル技術については
様々な研究機関がテーマとして
取り扱っており、色んな成果が出てる。
東工大と横国さんの研究成果
再資源化についてのものです。
↓ ↓
%url3%{https://www.ynu.ac.jp/hus/koho/28139/34_28139_1_1_220527053034.pdf}
北九州市立大さんの研究成果
効率の良い広域回収方法について
↓ ↓
%url4%{https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmcwm/33/0/33_91/_pdf/-char/en}
筑波大さんの研究報告
2025年以降はリサイクルした
パネルの方が安く生産できそう?
↓ ↓
%url5%{https://www.risk.tsukuba.ac.jp/pdf/group-work2006/2006group-2-resume.pdf}
太陽光発電大量廃棄時代が
やってくるのは確定した未来。
見えている未来に対して、
きちんと動く人は沢山います。
太陽光に対する廃棄や
リサイクルの話は、
説明してもしても、
ネガティブ意見が出てきます。
太陽光発電パネルは
シリコンとアルミとガラスで
できている製品になります。
とてもシンプルなもの。
シリコンの部分さえリサイクルが
確立できれば後は問題はない。
その他の工業製品の方が
よほど複雑な廃棄処理に
なるのになぜ太陽光だけ
そんなにもやり玉に???
保証が長くても先に会社が
倒産する可能性があるのが
怖いなら、ほぼすべての
会社で50年保証システムを
謳っている住宅会社の方が
リスクが高いので太陽光どころか
家なんて建てない方が良いです。
エコキュートが壊れると、
確かにガス給湯器よりも
高い修理費が掛かります。
それが気になるなら、
給湯はガスで行えばよくて、
太陽光発電の導入を
躊躇する理由にはなりません。
ただ、電気は今後の再エネ普及で
身近な場所で作ることが出来るのに
対して、ガスや石油は遠くの国から
持ってこなくてはならない為、
価格変動のリスクは高いかもしれません。
最後に、太陽光発電は、設備の投資費用を
ペイ出来ないかもしれないという件。
これは地域や設置方法にもよりますので
なんでもかんでも乗せればペイできる
とはさすがに言えません。
ただ、少なくとも弊社のお施主様で
太陽光発電がペイ出来ないような
計画を提案することはありません。
ペイ出来ないリスクが高い土地なら、
リスクを自分で負わなければいい。
その為にPPAがあると私は思う。
(PPA業者さんには迷惑な話でしょうが)
夏に冷房が必要な地域に住むなら、
やっぱり太陽光発電は載せておいた方が
将来的なエネルギー価格高騰のリスクを
軽減できると思います。
3~4年前、太陽光や高断熱が元を
取れるかどうかというシミュレートを
した時に、電力価格を30円/kWhで
計算した時には大変怒られました。
電気はそんなに高くないと。
しかし、今現在では30円/kWhを
遥かに超える電力価格の会社も
沢山存在致します。
2024年4月には容量市場制度の
影響を受け始めるため、
多くの電力会社で値上げを
発表しております。
2024年6月には、2023年1月から
始まった電気代補助の打ち切りが
予定されております。
電力価格がこの調子で上がり続けると
自分で電力を起こす事の出来る
太陽光発電の重要性はますます上がる。
どうぞ、自分たちを守る意味でも、
家を建てるのであれば太陽光発電を
載せていただきたいと思います。
参考にしていただければと。
