凰建設の森です。
本日はちょっと予定を早めて
岐阜に帰ってきました。
暖房計画に不具合を
発生させてしまった家の
調査及び善後策の検討に。
ご迷惑をおかけしております。
なるべく早く対応致します。
さて、本日の話題は、
冬の季節の乾燥感について。
というのも、昨日の勉強会で
乾燥感の話になった際、
面白い知見が得られましたもので。
乾燥感に関しては、
秋田県立大学の長谷川先生
という先生が20年以上にわたり
研究を続けてこられております。
その先生の比較的最近の論文https://www.jstage.jst.go.jp/article/aije/89/826/89_735/_pdf
興味がある人はリンク先を
読んでみていただければと
思いますが、結論だけ言うと、
乾燥「感」と室内の温湿度は
あんまり関係が無いかも?
だそうです。
色んな実験を繰り返して
きた結果、どうやら人間は
温湿度とは別の所で、
乾燥感を感じ取っているらしい。
という事が分かってきました。
何が乾燥感を感じる要因に
なっているかというと、
室内の臭気や埃っぽさ、
断熱気密性、静電気発生頻度、
結露やカビの発生、
等の要因によって、
あ、今乾燥しているな。
って脳が判断するようです。
同じ条件で、温湿度だけを
変えてみても人間は乾燥感が
分からなかったそうでして、
乾燥感を感じる?
そんなもの湿度計があるから
乾燥感を感じているように
錯覚しているだけだ。
みたいな物言いでも、
そこまで大きく外れた
事にはならない様です。
ちなみに、静電気の発生頻度、
これは自然素材の家と新建材の
家では全く変わってきます。
なので、新建材の家の方が、
静電気が発生しやすい分、
乾燥感を感じやすいと
言えるかもしれません。
そして、乾燥しているかどうかを
人間が比較的当てられるタイミングが
「起床時」だそうです。
起きた瞬間の喉の具合などで、
乾燥しているかどうかというのを
見極めているようですね。
確かに、起床時であれば、
埃やにおいや静電気などの
要因を除いて呼吸だけに神経を
集中させることが出来るから、
乾燥感の感度が上がるのでしょうか。
CO2濃度などもそうですが、
見える化するから、よけいに
気になってしまったりします。
湿度計の無い状態で、
乾燥しているのか潤っているのか
を感じ取ることは人間は難しい。
湿度はウイルスやカビの繁殖と
関係があるので大事な家の要素では
あるのですが、最低限のうるおいさえ
あれば、後はあまり気にしなくても
良いのかもしれませんね。
