凰建設の森です。
本日は打合せの日。
資金計画になります。
家づくりで最も大事な
事ともいえるのがお金の話。
この家を買って、この先
きちんとやっていけるのか。
というのは非常に心配な事。
という事で、家を建てる前には
資金シミュレーションを
することをお勧めしてます。
そして資金シミュレーションの
前段階で行うべきなのが、
現段階での我が家の支出把握。
家づくりをする前というのは、
夫婦も若い、共働き、子どもも
小さい、という事であまり
倹約をしている事も無いかと。
その状態の支出把握がとても大事。
おススメしたいのが、ズボラな
方にこそ最適な、ざっくり我が家の
決算状況把握になります。
実は我が家の決算もそのやり方で
毎年3月31日に家計の決算を
しております。
やり方は簡単、通帳の額を、
昨年の同じ日付と比べる事と、
現金を数えるというだけ。
これだけ電子決済が広まった
世の中になりますので、日々の
支払いはなるべくクレジットカードや
電子マネーで行う様にして、
現金は極力使わないようにします。
そして1年分で使うであろう現金は
4月1日時点でまとめて通帳から降ろす。
3月31日に通帳の残高と現金を
数えれば、一年の支出が分かる。
それを12等分すれば、一か月の
支出が把握できるという事に。
この、1か月の支出が幾らなのかを
把握せずに家づくりの資金計画に
臨むという方もいらっしゃいますが、
それはちょっとリスキー。
例えば、1年の支出が420万円。
1か月で35万の生活費がかかる
ご家族がいたとしましょう。
世帯年収は1000万円。
手取りの世帯年収はちょっと少なく
見積もって700万円だとします。
1年で300万円の余剰資金がある
というのが現状になります。
住宅ローンを組んだら、現在の家賃との
差し引きで毎月5万円の支出増。
すると、毎月40万円、年間で480万円
というのが家を建てた後の支出です。
1年の余剰資金が200万円という事に。
10年で2000万円、20年で4000万円の
貯金が出来ることになります。
現役時代があと30年あるとすると、
6000万円が人生の余剰資金。
このお金で、数年に一度という支出を
賄っていく事になります。
子ども達の学費はどうか。
車の買い替えなどはどうか。
住宅のメンテなどはどうか。
老後に2000万円残るか。
数年に一度くらい海外に行けるか。
この先車に1500万円は掛かる。
家のメンテは1600円/㎡年だから
60年で1000万円くらいかかる。
学費は1000万円確保したい。
老後の2000万円を残したら、
あと500万円位は使えるかな。
みたいな感じで計算してもらえれば。
ポイントは、今現在の節約をしていない
支出と、昇給の無い状態だけで、
人生が破綻しないかを考える事。
それで破綻しないなら、大丈夫。
企業でも家計でも、お金のやり繰りは
収入を増やすか支出を減らすか。
お勤めされている方だと、
自分で意図して収入を増やす
というのはなかなか大変なので、
今後昇給するであろう分を、
それに充てるという感じに
していただければと思います。
今の、全く節約していない状態を
支出のデフォルトにしておけば、
今後更なる贅沢は控えるという
意識だけで大丈夫です。
え、そんな感じでいいの?
と思われるかもしれませんが、
そんな感じでいいんです。
だって、今まで人生全体での
お金の計算なんて、やってこなかった。
じゃないですか?
計画が無い状態に比べれば、
ざっくりでも人生の見通しが
立つのは天と地ほど違います。
その第一歩が、我が家の決算を
することになりますので、
是非やってみていただけると
良いかと思います。
よく失敗するのは、
細かくレシートを取っておいたり
領収書を貰ったりして、支出の
内訳までしっかり把握をしようと
するパターン。
結局まとめきれずに終わりがち。
それをやるなら、クレジットカードを
分けると良いと思います。
食費はこのカード、外食はこれ、
服飾はこのカード、余暇はこれ、
みたいな感じにしておけば、
比較的分かりやすいかと思います。
ただ、それは次のステップです。
まずは人生設計の為に現状の年間の
支出額を把握する事が大事。
で、ここで、気を付けたいのが、
既に年間の支出が手取り収入と
イコールだという方。
これは年収に関係なくですが、
家を建てるというのはそれなりに
リスクのあることになりますので
ちょっと気を付けたい。
今が家賃30万円なので、土地を買って
一戸建てに住むと20万のローンで
済むから節約になるんです。
みたいな方であればいいけど、
通常は賃貸から一戸建てだと、
支出は増えますからね。
人は一旦身に付いた生活レベルを
落とす時にはそれなりのストレスを
感じてしまう事になります。
収支がトントンという方は、
一戸建てが生活レベルを
落とすに足るものでないと、
なかなか幸せを感じにくい。
生涯にわたって我慢できる
今の暮らしの贅肉はないか?
ご夫婦でよく話し合ってほしい。
じゃないと、年収が高くても
家づくりはちょっと怖いです。
逆に、一生涯の計算をした。
住宅ローンを組んで、
老後資金を2000万円確保しても
1000万円以上の余剰がありそう。
なのに怖くて踏み切れない。
人生何があるか分からない。
という方もおられます。
人の性格はそれぞれですね。
そういう方には是非お勧めを
したいのが、人生でしっかり
お金を残しておいていただき、
子ども達が家を建てるという
際に、この先100年の時を
超えていけるようなしっかりした
家を建てるために援助する。
あなたの遺したお金で、
日本はまた一つ豊かになります。
家づくりの資金計画は、
現状の支出の把握から。
是非やってみてくださいませ。
