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【日刊】高性能賃貸は建てるな

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は移動日、
午前中、旭川の
家具などを見に行き、
新ショールームの
小物を物色。

その後は新千歳まで
移動してセントレアまで。

今年も無事に、
北海道断熱修行の旅が
2コースとも終わりました。

朝5時起きが冗談だと
思って寝坊する人がいたり
色々とハプニングも
ありましたが
大きなトラブルは
なかったと思います。

小樽コースと旭川コースが
あるのですが、毎年悩むのが
旭川コースの内容になります。

本州の住宅実務者さんから、
ものすごく評判がいいのが、https://www.hro.or.jp/building/research/nrb/index.html

こちらの訪問時間、毎年
足りないという苦情が出るので
今年は3時間弱に設定しました。

が、やはり今年も足りない。
北海道の研究者さんは、
道民の暮らしのための
研究をするのが使命。

日々の暮らしをより豊かに
するためのさまざまな研究が
今回も行われていました。

今回面白かったのが、
コンセントボックスの気密が
悪い場合の水蒸気流入量を
定量的に測る実験や、
リノベの現地調査の為の、
1点式気密測定装置の開発など。
どれも住宅実務に必要な知識や
技術の研究です。

今のところ、新築に関する研究は
一段落と言ってもいいかと。

今、北海道でホットなトピックは
高性能賃貸になります。

あれ、本州でも同じでは?
と思う人もいるかと。

しかし、北海道での取り組みを
聞いてしまうと、本州の我々が
やっている高性能賃貸というのが
とても幼稚な事のように見えてくる。

というのも、北海道で研究されている
高性能賃貸とは、築古木造賃貸住宅
からのリノベなんですね。

本州でも北海道でも、
築40年を超えるような古い
木造賃貸住宅というのは、
沢山存在します。

その建物たちの存在を
無視して新たに高性能賃貸を
建てるというのは、
社会問題解決を半分捨てている。

社会全体で古い賃貸を
高性能なものに蘇らせよう
という意識が、北海道の、
実務者さんや研究者さんから
伝わってきます。

メディアへのパフォーマンスとして
高性能賃貸をやっている、
本州の我々とは大違い。

本気でやるなら、リノベでしょう。

分かってはいるんだけど、
リノベは大変だからやめよ。

ということで、空き家になってる
賃貸は見なかったことにして、
新たに高性能な賃貸を建てる。

その、空き家の賃貸はこの先
どうなるの???

さあ?それは私の知るところでは
ありません。

おそらく、10年後20年後は、
戸建て住宅や賃貸住宅の
高性能化リノベが、
工務店の主戦場になるはず。

本当は、今すぐそこを
主戦場にしないとダメなんですけどね。

さて、どうなることやら。

#温熱は物理 #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー