凰建設の森です。
本日は午前午後と
家づくりの打ち合わせ。
その後、賢者の会に参加を
させていただきまして、
夜はこれからZOOMでの
空調講座補講会。
なんだかんだ忙しい。
家づくりの相談の中では
新築にするか、それとも
リノベにするか、そもそも
家を所有する事が良いのか?
という事も含めてお話を
させていただいております。
家づくりの相談に来たのに、
家を建てるリスクの話を
こんこんとされる。
盛り上がっていた気分が
一気に落ち着きます。
というより冷める。
ごめんなさい。
土地を買って家を建てる
という買い物は、スマホや
車を買うのとはわけが違う。
一番大きな違いは、
自分がその土地や家に
縛られてしまうという事。
大きな金額のローンを組むのに
住んだ瞬間から資産価値が下がり
売っても残債が残る状態になる。
だから何が何でも頑張って
ローンを返すしかなくなる。
ほぼ一生をその土地と家に
縛られることになるんです。
当然それは分かって家を
建てているはずだと思います。
住宅ローンを払い始めた
当初は予定通りなので、
特に問題ないと思います。
しかし、例えば30年後に、
住宅ローンの終わりが見えたと
思った時に、両親が亡くなり、
実家を相続するみたいな
ライフイベントが起きたりする。
1件だけならまだ何とかなるけど
思いもよらないところから、
管理する土地建物を相続する
みたいなことがある。
毎年春になると、あれあれ、
とんでもない額の固定資産税が、、
っていう事が将来は起こり得る。
これから空き家対策法はどんどん
厳しくなっていくから。
だから、土地や家を買う前には、
将来自分が相続をするであろう
土地や建物がどのくらいあるのか
きちんと把握しないとダメ。
できれば固定資産税の金額も
確認して、土地の分が6倍に
なったとしても払えるか
という事も検討しておくこと。
これからの時代、空き家を相続する
というのは資産というよりリスク。
わざわざ高い金額を払って土地を買い
固定資産税を払う土地建物を増やすのは
リスクをより大きくさせます。
相続できる土地があるなら、
そこに家を建てた方がいい。
相続できる家があるなら、
それを長期優良住宅に
直して住んだ方がいい。
土地を買って家を建てるのは、
最もお金がかかる選択肢になる。
そういう話をさせていただきます。
こういう話をすると、ほぼ全ての
お客様は、初めて聞いたと言われる。
そりゃそうだ、お客さんの家が欲しいという
欲望に冷や水をかけるような話だから。
土地を探して家を建てたいという
人が居たら、黙って土地を探して
家を建ててあげた方が建築会社の
売り上げになりますから、
それを止めるなんてとんでもない。
普通は営業がそんな話をしたら
上司や社長から雷が。
お前の仕事は「売る」事だろうと、
お客さんの買いたい気持ちを消して
どうするんだと。
あなたの会社で、商品を買いたいと
言ってきた人に、売らないと言う
営業さんなんています?
その人が後で後悔しようが損しようが
とにかく売るのが営業の仕事です。
でも、後で大変なことになるのが
分かっているのに、お客さんに、
土地を買ってもらって家を建てて
もらうのは、商道徳的にどうなの?
と私は思います。
会社を自分で経営している立場だから
お客様のやりたいことにNOを言える。
私がやりたいのは家を建てる事ではなく
地域社会を豊かにしたいという事です。
社会というのは人の集まりです。
人が豊かにならなきゃ社会は豊かにならない。
だから、弊社のお施主様はこの先もずっと
豊かであらねば私がやりたいことは
叶わないんですね。
地方から上京して、都会で家を建てる
という人もたくさんおられますが、
実家をどうするの?という事に
明確に答えを持っている人は
そう多くない。
近くの空き家でも管理は大変なのに
遠いところに持っている空き家は
更に大変になっていきます。
自分が土地や建物に住宅ローンで
がちがちに縛られているときに、
空き家の管理が入ってくると、
本当に大変になります。
家を建てるのであれば、
将来管理する土地建物がどのくらい
あるのか把握してほしいと思います。
あなたは土地建物に一生縛られる。
だから各種のリスクも一生分、
考えておいた方がいいんです。
是非参考にしていただければと。
