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【日刊】構造をシンプルに

長く住める家

凰建設の森です。

本日は午前中、ビッグサイトの
展示会に行ってきました。

知り合いのメーカーさんが
たくさん出店されておりまして
応援をしがてら色んな人に
会えますもので。

せっかくなので講演も
拝聴してきました。

3人の大工が語る! 
暮らしに寄り添い続けるための
構造の合理化とコストダウン

勝部さんや野澤さんといった
空調設計講座を修めていただいた
方が出られますので。

お話はとってもためになる
ものでして、間取りを考える際
構造をシンプルにするほどに
コストダウンも図れますし、
後々のメンテナンスも楽。

永く直しながら使う事を想定すると
ゴミの量も少なくなるというお話。

ここで大事なのは、構造をシンプルに
するというのが、耐震性を犠牲にする
という話ではないという事。

むしろ話のファシリテーターは、
構造設計を生業とされている方で、
許容応力度計算を行った耐震等級3が
大前提になっているんですね。

世の中には、木造なのに力技で
大空間を作ろうとする工法が
溢れています。

私はそういう考え方は好きじゃないし
そういう考え方で使われる部材や
作られた大空間の建物は、思想的に
美しくないと思っています。

その辺で取れる木材を使って
シンプルな構造を保ったまま、
伸びやかな空間を作るというのが
美しいと思います。

まさにそんなお話でしたし、
不要な柱を立てまくるのも
美しくないという事にまで
踏み込んでお話をされていました。

大工さんが作りやすいのは、
とにかく3尺おきに柱が並んでいる
作り方になりますが、それ、施工性が
ちょっと上がるだけでコスト的には
上がってしまいますし、後々建物を
直そうとした際の大きな制約に
なりかねない。

そういう作り方も見直そうよという
お話になりまして、さすがだなと
感心しておりました。

柱が立っているのに合わせて、
壁を作ることしかできないなら
大工なんて言っちゃダメだよ。

自分で床に墨出しをして壁を
立ち上げることができないなら
今後はできる仕事なんて無いよ。

さすが、みんなに認められる
トップクラスの大工さんは、
いい事を言われます。

これ、私が言うと、設計者は
何も分かっていない。という
反論が出てきてしまいますが、
同じ大工さんの立場の人が言うと
反論が出にくいんですね。

登壇されていたのはどなたも、
大工さんをやりながら工務店を
経営されておられる方です。

当然社長としてコスト管理を
最前線でやっておられる。

その方々が、トータルで考えて
このやり方が性能もコストも、
バランスが良いと言われているのですから
やっぱりそのやり方がいいんです。

弊社も、まだまだ無駄があるはずなので
構造計画面でも、もっとシンプルに、
合理的なものを追求していきたいなと
改めて思いました。

やはり、学びの場はいいものですね。

本日、この後インスタライブです。
色々質問をいただいてますので、
お答えしていきたいと思います。

#未来コストを考える #長寿命住宅

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー