これまでお届けしてきたお役立ち情報や業界のリアルなお話を振返りでご覧いただけます。最新のメールマガジンは申込後に購読が可能です。

【日刊】防水層3層の家

住宅会社選びと業界構造

凰建設の森です。

本日は上棟作業。
昨年から暑い時期の上棟は
やめようということになり、
じつに2ヶ月ぶりの上棟です。

その分、夏の仕事が薄くなる。
なので、夏場はリノベの仕事を
沢山入れるようにしております。

ちょうど補助金等々の申請にも
都合の良い時期ですので。

このサイクルが定着すると
良いなと思いますが、あと
2〜3年やってみて、
感触を掴めたらと思います。

上棟が涼しい環境だと、
作業はとっても捗ります。

本日も目標通りの進捗で、
作業を終えることができました。

毎現場、様々な事で、
新しい取り組みにチャレンジをしてます。

よく、小さな工務店さんでは、
一回の現場に新しい取り組みを
三つも四つも取り入れる方が
おられますがそれはよくない。

新しいものを取り入れるなら、
一つだけです。

じゃないと効果測定の際に、
何が良かったのかが分かりにくい。

基本的には一つずつの
トライアンドエラーを
繰り返していくのが、
ブラッシュアップのコツかと。

で、本日の現場でのトライは、
屋根の防水層をさらに増やした。

というよりも増やさざるを得なかった?

通常、弊社は二重野地の仕様のため、
防水層は2層存在いたします。

一番外の防水層がメインのもの。
内側の防水層は、将来的な屋根の掛け替え
などがあったときでも漏水の心配なく
屋根の工事ができるためのものになります。

今のための設備じゃなく、将来の維持管理を
よりしやすくするためのものですね。

今回は、屋根の断熱の納まりを今までと
ちょっと変えて挑戦してみました。

そのため、防風層に相当するものを
一層設けないといけなくなりました。

それを透湿防水シートでやってみたと。

なので、水平構面を取るための面材の
上にある一層目の防湿層。その上に
断熱材を施工し、断熱材の中に風が
入り込み断熱性能を低下させるのを
防止するのが主目的の防水層。

その上に垂木と野地が施工され、
ガルバの下面に施工される防水層。

今回の断熱材、ロックウールで、
比重が150kg/m3という、
お化けみたいなものを使っています。

グラスウールとかですと、
16kg/m3みたいなものが主流なので
密度が10倍近いという商品です。

うん、とんでもなく重たいです。
なぜそれを採用したかというと、
色んな理由がありますが、
屋根の形状や家のプランに、
よく合う物だったから。
(性能的にですね)

この屋根断熱構成の検証結果が
出てくるのは2年後とかになりますが、
きっと、いい感じになると思います。

期せずして出来上がった、
屋根の防水層が3層の家。

どうぞ、安心してお住まいいただければ。

私もどうなるか、楽しみです。

#本質的な家づくり

登録特典として、小冊子をpdfでプレゼント
+知って得するメルマガを毎日配信

メルマガ

メルマガに登録する

この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

Xアイコン facebookアイコン Instagramアイコン

国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー