凰建設の森です。
本日は社内打ち合わせ。
とインスタライブでした。
お昼の家百インスタライブでは
メルマガのタイトルにもある、
25年ぶりの建設業法の大改正に
ついてお話を致しました。
1949年の制定以来、
幾度となく改正を繰り返してきた
建設業法ですが、今回は
とても大きな改正を迎えます。
その中でも住まい手さんにとって
少なからず影響がありそうなのが
ダンピング抑止の項目です。
建築業界では今も昔も、
働く人の環境が良くないことが
問題になっています。
低賃金であることによる、
手抜きや品質低下ですね。
また、低賃金であるからこそ
若い人材が入ってこないことも
問題視されております。
元請けの会社組織が大きく
なればなるほど、下請け構造が
重層化していきます。
三次下請け四次下請けなども
決して珍しい話ではない。
中抜きがどんどん進み、実際に
現場で働いている人は最低賃金を
クリアできるかどうかみたいな
価格で請け負わされていたり。
そういう問題を改善するために、
適正な原価を無視した受注は
市場を壊す行為であると位置づけられ
適正な施工が困難だと判断される
金額での受注は是正指導がなされる。
それが、今月から施行されている
改正建設業法の目玉部分になります。
不当に安い見積の項目は認められない。
「昔からこの単価だから」
「今回はサービスという事で」
が通じなくなるという事です。
そんな法律ができてしまうくらい、
不当に安い金額での受注が
横行していたのが建築業界だという事。
なんだ、家が高くなるという事か。
と理解していただいても良いかと思います。
特に、ローコスト等を謳う会社さんほど
値上げの幅は大きいはず。
下請けさんが行政に通報したりしたら、
元請けは行政処分になったりしますから。
不当に安い会社が無くなることで、
施工品質も一定の向上が見込める。
だから住まい手さんも、比較的安心して
建築会社に依頼できることになるはず。
最終的には業界も健全になり、
良い方向に行くはずだと私は思います。
ローコスト住宅の会社にとっては
とんでもない大打撃の法改正ですが、
元々まともにやっていた会社は、
今回の法改正で守られることになる。
価格以外に訴求ポイントの無い
建築会社が淘汰されていきます。
安さで家を選ぶ時代は終焉を迎え、
価格の理由が説明できる家を選ぶ
時代になっていく転換点になる。
10年後20年後の家づくりは、
どこの建築会社を選んでも、
大丈夫だと言えるように、
業界も変わっていきたいものです。
安かろう悪かろうの住宅を
生み出してきた方たちは、
ますます大変になる。
どうか、業界が良い方向に行きますように。
