凰建設の森です。
本日から本格的な仕事始め。
新年1日目は、新築のご相談から。
幸先の良い一年になりました。
ご来社ありがとうございます。
今も昔もそうですが、
新築住宅を建てるとなると、
まず気になるのがお金の話です。
昨今は、金利上昇&物価上昇の
2重苦で、家を買うハードルは
どんどん上がっております。
それに加えて、若い世代であれば
将来的に相続する親の実家(空き家)
は持っているだけで負動産化する
可能性が高まっておりますので、
家を所有するというのは、
非常にハードルの高い事に
なってしまっております。
全国どこにいっても、公務員さんが
注文住宅の買い手としては、
最後の砦になるかと思います。
ご夫婦どちらかが公務員さん
という夫婦が家を買えなくなるくらい
家の値段が上がってしまいますと、
新築の時代はいよいよ終焉です。
質の良い中古住宅を手に入れて、
自分なりに直して住むというのが
スタンダードになります。
今は中古買取再販市場において、
断熱や耐震まで手を施すなんて
事はまずありえないのですが、
目の肥えた消費者が中古住宅に
目を向け始めるとそういうニーズが
出てくるので、そこからいよいよ
市場の開拓が始まります。
この先5年くらいで、そういう
流れになるのではと思っておりますが、
はてさてどうでしょうね。
昨年夏に出た国土交通省の
住宅市場動向調査によると、
注文住宅の平均価格は4000万円を
軽く超えていってしまい、
土地と合わせた住宅取得費は、
平均で6000万円以上になっています。
今年度、来年度では更に上がるでしょうから
現金+ローンで6000万円を払えるかどうか
というのが、土地から注文住宅を
建てられるかどうかを占う事になりそう。
ちなみに三大都市圏になりますと、
プラス1000万円以上かかりますので、
最低でも7000万円からというのが、
相場になっていきそうです。
ええ?周りの友達はそんなに掛けてないよ?
とか、
私の周りはもっと掛けている人ばかりだよ?
という感想の人もいるでしょう。
社会人になると、ある程度自分の周りには
自分と同じ収入レベルの人しかいなくなる。
自分の周りの人たちが自分の世界になり、
そのほかの世界があるという事に気づきにくく
なっていくものになります。
だから、なるべくマスで、公平な資料に
触れ続ける努力をしなくてはなりません。
家の価格で言うと、国交省の調査が最も
公平で大きい調査になりますので、
自分が家を建てる年だけでもいいから、
「普通」の人がどのくらい家にお金を
掛けているのかを知っておくと良いです。https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000040216762&fileKind=2
117頁から137頁までが、
おそらく皆さんの興味のある
範囲かなと思います。
住団連の調査だと高級層の平均を
知ることもできますのでもしよければ
参考にしていただけると良いかと。https://www.s-housing.jp/archives/406748
やっぱり上がりますね。
住団連の調査はさておき、
国交省の調査と比べてあなたの
予算計画は如何でしょうか。
返済比率18%に対して、大きく
上振れしていたら多分ローンは
苦しいだろうし、逆に大きく
下振れしていたら、何か大事な
物を見落として家づくりを
していないか心配になるだろうし。
±1%位までが、まあ平均。
1~3%なら、あり得るかな?
3~5%だと、ちょっと気を付けよう。
5%を越えると、気が大きくなってたり
不必要に怯えすぎてたりしないか、
振り返ってみても良いかもです。
世帯年収1000万円の人なら、
年間返済180万円(月15万円)
これが昨年度の平均という事に。
返済負担23%だと230万円/年(19万/月)
返済負担13%だと130万円/年(11万/月)
逆に、返済負担率13%でも住宅ローンが
凄くキツイと感じるのであれば、
家を買う前に家計の見直しをせねば、
何か大きな無駄遣いをしているという
事もあり得ますので、ぜひ
FPさんに相談するなり自分で
確かめてみるなりしていただければと。
住宅ローンは35年で終わりますが、
家を建てる人の人生はその後も数十年
続きますので、生活レベルを
上げ過ぎてしまいますと、一生
お金で苦労しますからね。
家を買うのであれば、お金にも
強くなっておいた方がいい。
家が欲しいと思ったら、同時に
お金の勉強もしていただければと。
参考にしてくださいませ。
