凰建設の森です。
本日から北海道修行が
本格的に動き出しました。
朝5時に起きて札幌から旭川に。
その存在は聞いたことがあっても
行ったことがあるという人は
なかなかいない北総研。https://www.hro.or.jp/building/research/nrb/index.html
本日のメイン目的地です。
建築基準法は基本的に
本州以南を想定して作られています。
その法律だけで家づくりをしていては
北海道では人が亡くなる事もある。
北には北の家のつくり方がある。
という事で寒地建築を研究するための
機関が作られたのが北総研の始まり。
断熱技術は勿論、雪の重さに耐えられる
構造についても研究がなされてきました。
また、北海道は石炭や灯油などの熱源が
メインになりますので、一酸化炭素中毒や
火災のリスクも高かったりします。
それらの事情を踏まえて家を作らねば
なりませんので断熱以外にも色々と
考えることがあるんですね。
その結果、有名な北総研の防火板張り外壁。
準防火地域でも板張りが可能な工法です。
年々使える仕様が増えていきますので、
使ったことがあるという人も
いるのではないでしょうか。
私が個人的に注目しているのが、
付加断熱を施した住宅の各種恩恵。
防火板張り外壁も付加断熱の賜物ですし、
付加断熱で壁の靭性が向上するというのも
北海道で研究が進んでいます。
平たく言うと、付加断熱で耐震性が
向上する可能性があるという事です。
昨年、新住協さんで新たな壁の仕様が
発表されましたが、その評価も、
北総研で行われていました。
断熱、耐震、防火、それぞれの分野で
様々な研究がなされています。
研究機関なので毎年行っても、
毎年進んだ分の研究成果を
得てくることができます。
本日もみのりがいっぱい。
日本には色んな研究機関がありますが、
比較的実務に役立つことから研究を
進めてくださっているのも北総研の特徴。
まさに、みんなの研究所です。
毎年旭川に行く意味はそこにある。
また来年も来れるのを楽しみにしてます。
