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【日刊】計算の前に計画

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は新築のご相談。
の合間にインスタライブ。

祝日のインスタライブは
出演希望者が少なく、
私は割と高確率で祝日の
担当になっております。

本日も、午前中の打ち合わせが
開始ギリギリまであって、
綱渡りな感じでした。

私も4月からは祝日の出演を
控えるようにしようかな、、、

また、お昼からのご相談は
私がやらかしました。

お施主様との日程調整の
最後のお返事を私がしておらず
日程調整ミスをしてしまいました。

ごめんなさい。1月後半から2月は
毎年こういうミスが起きます。

来年からは2月の予定を見直さないと
いけないような気がしております。

さて、本日の話題は、
計算の前に計画が大事
というお話になります。

これは、空調でも構造でも同じことが
言えるんですね。

例えば構造になりますが、
間取りを描く際に、私は同時に架構計画も
考えながらプランを進めていきます。
うわ、これだと二次梁の上に耐力壁か、、
きもちわる、、、やめやめ、この間取りはダメ
みたいな感じですね。

二次梁の上に耐力壁があっても別に
構造を成り立たせることはできますが、
許容応力度計算を掛けると、たわみに
負けないために不必要な大きな梁が
入ってしまいますので不経済ですし、
ダクト空調をやろうものならそれが
大変な邪魔になってしまいます。

まあ、ある意味許容応力度計算というのは
そういう無理筋な設計を何とか成り立たせる
為にも使えると言っても良いかもしれません。

構造計画というのは、長期荷重短期荷重、
それぞれの力をスムーズに地面に流す
という所を意識すると良いかと思いますが
そのために間取りを描く際に気を付けるべき
ポイントがいくつもいくつもあります。

その辺は構造塾さんのYoutubeが色々と
詳しく載っておりますので良ければ
見ていただけると良いかと思います。

間取りを考える→構造計画を考える
→構造計算を回す→勘所を養う。

このループを沢山沢山回すことで、
スマートな構造計画の家が作れるように
成長できるわけですね。

出来上がった図面や他人の図面を見て、
この構造はヤバいんじゃないかと
思えるところまでは、そこまで経験が
無くてもやっていけるのですが、
じゃあ、どうしたらよいのかという、
作る側に回ろうとすると、これは
実際に自分で計算したり検証したり
という経験が少ないと難しい。

私も構造区画が分かれるような
家の間取りはちょっと難しい。

が、色んな事例を見ていると、
平面的にも立体的にも構造区画が
分かれる感じの家づくりはよくある。

ほえ~、どうやって計算するの?
と聞いてみると、やっぱり、
「許容応力度は掛けてないですが、、」
みたいな答えが返ってきたりします。

構造を更に突き詰めて武器にされている
設計者さんですと、こんな複雑な構造を
真正面から許容応力度計算で!?

みたいなことをやられたりもしています。
私もそういう所まで行ってみたいものです。

構造だけじゃなくて空調分野も、
間取りの時点である程度決まります。

空気の流れ方がどうなるのか
という事を上手く計画で来た家なら
不要な送風機が無くとも大丈夫。

この分野であれば、どちらかというと、
こんな複雑な空調計画を真正面から計算で?
と言ってもらえるのが弊社の強みですね。

構造であれ空調であれ、
計画というのは戦略になります。
実際の計算は戦術ですね。

戦略が上手く行けば戦術は楽だし、
戦略の失敗を戦術でひっくり返そうと思うと
大変な苦労をすることになるわけです。

なので、構造でも空調でも強力な
戦術兵器が用意されているんですね。

7倍の壁倍率の壁とか、zhenderとか。
455mmで耐力壁に出来る部材とか。

そういうのが色々と。
でも、それらを使えば使うほど、
家はコスパが悪くなっていきます。

7倍の壁倍率に対応した基礎に
ちゃんとなっていますか?とか
別な注意点も出てきたりします。

つまるところ、設計というのは、
最終的な計算段階で如何にスマートに
事が進むように計画を立てるかという
事になります。

私はお施主様が自分の家を設計する
というのは別にダメとは言いません。

が、平屋であれば、まあこれでもいいか
と言える感じの間取りは出てくることが
あるのですが、2階建てはまずダメ。

本当にこれを建てたいのであれば
やってもいいけど、お金をかけるか、
不安を残すかどちらかの選択肢が
いくつも出てきますよという感じの
打ち合わせになっていきます。

今は戦術核みたいな便利な部材が
沢山あるから、たいていの事は
できてしまうのですが、
家はどんどん高くなっていきます。

どうぞ、構造も空調も、計画を
しっかり立ててもらえる依頼先に
相談をしていただければと思います。

まあ、それを探すのが難しいんですが。

とりあえず、全棟許容応力度計算で
耐震等級3が標準な会社さんであれば、
へんてこりんな構造計画はされていない
と信じたいところですね。

空調に関しては、頑張って講座を
納めたところを探してくださればと
思います。

参考にしていただければと。

#温熱は物理 #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー