凰建設の森です。
本日はリノベの打ち合わせと
新築の打ち合わせが1件ずつ。
新築の打ち合わせは、間取りを
書く前のヒアリングでした。
始まったのが14時です。
終わったのが20時になります。
6時間ヒアリングをしていた
という事になります。
設計者によって、家づくりの
どこに時間を掛けるのか
というのはまちまちになります。
間取りを描く時間を長く取る
という人ももちろんいます。
たたき台の図面を出してからの
打ち合わせに時間を掛ける
という人も居たりします。
正解は無いのですが、
弊社の設計において
最も時間を掛けるのがこの
ヒアリングになります。
設計というのは、住まい手に
成り代わって住まい手の理想を
形にする仕事になります。
という事は、その住まい手さんの
パーソナリティーをきちんと把握する--
というよりもその人の価値観や
思考パターンを限りなく正確に
トレースできるくらいに、
住まい手さんの事を知らないと
自分の納得いく設計ができない。
と私は思っています。
勿論、それが設計の正解だと
いうつもりはありませんし、
設計者としてぶれない芯を持つ
設計もかっこいいと思います。
でもそれは私のスタイルとは違います。
ただでさえ一回の打ち合わせに時間が
掛かるのが住宅建築になります。
以前、保険営業の仕事をしている
先輩が私にアポイントを求めて
来たことがありまして、
14時から打ち合わせなので、
4時間くらいかかると思うから
18時のアポイントでどうでしょう?
と提案したところ、
商談に4時間もかかるかアホ!
と怒られたことがありますが、
やっぱり他業種の方から見ると
住宅の打ち合わせというのは
非常に時間が長いものだと思います。
ヒアリングだけで6時間。
何をそんなに聞くことがあるの?
って思われるかもしれませんが、
やっている私としては、
6時間はあっという間に過ぎてしまい
何ならもっと時間を掛けても
良かったと思っているくらいです。
本日の打ち合わせでも、
ヒアリングを細かくしていくと
こんな感じの家づくりが、
このお施主様にはいいんだろうな
というのが朧気ながら見えてきます。
ヒアリングをする前に、私が
思い描いていたこんな感じの
設計になるかな?という完成形も
ヒアリングをしながら少しずつ
その形を変えていきました。
満足のいくヒアリングができると
設計の意欲がどんどん高まります。
こんな感じにしていきたい。
こんな風に提案していきたい。
後は意欲の赴くままに図面に向き合う。
その図面に向き合う時間が、
私の人生の中では最も
楽しい時間になります。
今回の案件は敷地の中に高低差があり
平面もきれいな形ではない土地。
非常にやりがいのある案件です。
とてもとても楽しみな案件。
持てる全部を出して、
いいものにしていきたいと思います。
完成をお披露目できる日が
今から楽しみです。
