凰建設の森です。
本日は移動日。
羽田空港から青森へ。
明日の会場がむつの菊池さんの家。
当日に移動してたら
間に合わないので前入りです。
むつパッシブハウスは、
住宅事業者さんであれば
一度は見ておきたい建物です。
しかし、日本で一番、
訪問の難易度が高いと
言っても良い建物。
講座の機会のついでに
訪問できるというのは、
とてもラッキーな事。
ありがたい事です。
今日は菊池組さんの設計された
パッシブハウス認定申請予定の
建物も拝見いたしました。
こだわりにこだわった素敵な家。
ありがとうございました。
飛行機の中で原稿を書いて、
送ったつもりでいましたが、
遅れていなくて配信遅延。
遅い時間にすみません。
さて、本日の話題は、
夏至も過ぎまして、
梅雨真っ只中なので、
エアコンのお話を。
今の時期の空調は、
なんと言っても除湿です。
雨の日などは、1日の
平均気温が22℃、
平均湿度が95%。
みたいなこともザラにある。
22℃だと冷房はいらない。
しかし空気中の水分は多いので
除湿はしたいんですね。
25℃65%程度まで
空調しようとすると、
諸条件にもよりますが
1時間あたり450mL程度
水分を空気から取り除きたい。
エアコンを冷房で動かせば
1時間あたり1L程度
除湿ができるのですが、
寒くなりすぎるので不快。
じゃあ除湿器かとなりますが、
どんな容量のものを買えばいいか
ということが作り手も住まいても
わからない。
上記のように計算してくれれば
1時間あたり450mL、
1日あたりなら11Lの除湿が
できる機種を選べばいいんだな
とわかりますが、小さ過ぎたら
思ったように除湿ができない。
かといって大き過ぎたら、
家がなんだか暑くなる。
よくわからないので大きめの
除湿器とエアコン冷房を
併用してみると確かに快適だけど
あれあれ、こんなに電気代が
かかってしまうものなの?
8月の冷房より高いじゃないか。
みたいなことも起こったりする。
何より季節に合わせて家電を
出し入れする手間をかけたく
ないから高断熱住宅にしたのに
除湿器の出し入れの年中行事を
無くすことができないなら、
聞いていた話と違うじゃない。
再熱除湿機能付きエアコンも
悪くはないんだけど昨年から
挙動がおかしくなっており、
100%の自信を持って、
勧めにくくなってきています。
高断熱住宅での除湿の裏技として
長く愛されてきた、冷房と暖房の
同時使用も、ほぼ全てのエアコンに
誤作動による熱中症防止機能が
ついてしまい、気温が高くなると
暖房のスイッチが入らないという
ことが起きるようになって、
昨年くらいから使いにくくなっている。
2024年までに家を建てた人と、
2025年以降に家を建てる人では
除湿の難易度が更に上がってるし、
エアコン2027年問題本番を迎える
来年以降はもっと難しくなる。
各エアコンメーカーがどのように
商品開発を進めるのかを見守り、
それに対応した除湿方法を模索。
しばらくの間は毎年その探究が
続いていくことになりそうです。
どうか、除湿力の高いエアコンが、
市場から姿を消さないように
祈るばかりですね。
