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【日刊】給湯は昼間に?

エネルギーと暮らし

凰建設の森です。

本日は完成内覧会。
リノベの現場になります。

外は38℃を超える暑い日でしたが
室内は25℃前後と、
大変涼しい環境でした。

それも、10年以上前の
6畳用と8畳用のエアコンが
2台動いているだけで、
60坪の家が全部涼しい。

大変いい感じなのを
体感していただけたのではと
思います。
お引越しと新生活が
始まるのが楽しみです。

さて、本日の話題は湯沸かし。
給湯のお話になります。

これだけ暑くなってきますと
ヒートポンプでお湯を沸かす
エコキュートは、かなり
効率が上がってまいります。

岐阜の気象で計算すると、
最も寒い冬の夜にお湯を
沸かすのと、最も暑い
夏の昼にお湯を沸かすのでは
5倍以上効率が変わります。

同じ量だけお湯を作るのに、
10kWh程度かかるのが冬の夜。
2kWh以下で済むのが夏の昼。

じゃあ、光熱費も5倍違うのか?
と言うと単純にそうではありません。

例えば、夜間電力が17円/kWh
昼間の電力が38円/kWhの時、

17×10=170円
2×38=76円

と、倍程度の違いになります。
同じ夏であれば、
昼と夜の効率の差は、1.5倍程度。
昼で2kWh夜で3kWhみたいな感じ。

すると、夜であれば
3×17=51円と、
夏でも夜に沸かしたほうが安い
みたいな事が起きてしまいます。

ここ数日の猛暑日、電力の
市場価格は昼でも夜でも
そんなに変わりません。

なのに、消費者に届けられる
電気の金額が夜の方が倍以上
高いという事が起きているので、
深夜電力を使ってエコキュートを
沸かしたほうが得になるケースが多い。

こんなことをやってて
日本の省エネが進むか、、、
今は夏でも冬でも、
昼間の電力と気温を使って
お湯を沸かしたほうが
真の意味で省エネになります。

じゃあ、電力を市場価格連動型に
していったらどうか?という
事が検討の土台に乗るのですが、
ここ数年、ちょっと落ち着いて見えた
電力の価格も戦争の影響で随分と
変わってきました。

昼間は安かったとしても、
夕方には50円/kWhみたいな
電力価格が出現しています。

今の時期、太陽光発電が
西向きについていない家庭だと
市場価格連動型の電気料金プランでは
非常に割高な電気を買わされる
可能性があります。

逆に、西面の屋根に太陽光が
ついている方であれば、
もう電力契約は市場価格連動型にして
エコキュートは昼間に沸かすという
設定にしておいた方がかなり得。

まだナフサショック前の、
昨年度の気象データと
市場価格連動型料金のデータを
元に計算してみたところ、
エコキュートの電気料金が
普通に夜間電力の場合は5万円
という金額だった場合、
市場価格連動型+昼間湯沸かし
で2万円強くらいまで下がる。
更に、西面太陽光のバックアップが
あると、エコキュートの電気代は
1万円台まで下がっていきました。

弊社のお施主様、立地条件が許せば
ここ数年は西面の屋根に太陽光が載る
プランを積極的にお勧めしてきました。

エコキュートが昼間に沸かせる機能が
ついているのであればもう、
市場価格連動型に切り替えて
朝9時半くらいからお湯を沸かす
という設定にしておいた方がいい。

中部電力管内であれば、
LOOPでんきさんが市場価格連動型の
料金体系を持っていたりしますので、
弊社OBさんで西面太陽光の皆様は
是非ご検討いただければと思います。

暑い夏は給湯コストが殆ど
タダみたいな事に出来る可能性がある。
どうぞ参考にしてくださいませ。

#エネルギー自立

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー