凰建設の森です。
6月になりましたね。
これから梅雨を経て夏本番。
体調に気を付けて頑張りましょう。
本日は社内打ち合わせや、
お昼のインスタライブや、
業界紙の取材対応や、
リノベの打ち合わせや、
土地探しの相談など。
細かな予定がいっぱいです。
夜は消防団ですが、
子どもの行事がありまして、
そちらに行きました。
岐阜市の小学生は、
鵜飼いを見に行くイベントが
あったりするんです。
さて、本日の話題は、
電気工事についてのお話です。
今、新築を建てる際には、
太陽光発電を搭載するのが
一般的になってきました。
電力の自給ができるかどうか
というのはエコ観点でも、
防災観点でも非常に重要。
我が家、とうとう昨日、
中学生の息子が、
「暑い、エアコン付けていい?」
と懇願してきたため、
今年の無冷房チャレンジが修了。
流石中学生、代謝がいいですね。
ただ、今の季節ですので、
日中だけガンガンにエアコンを
動かして夕方には止める
という感じで動かせば、
電気代は掛かりません。
そんな感じで太陽光は
ほぼ必須と言っても良いですが、
今日考えたいのが、
プラグイン太陽光発電。
プラグインPVとは、
パネルを直接コンセントに刺して
家庭内に電力を供給する装置。
欧州や米国では広がっています。
そんな簡単に太陽光発電を
設置できるなら日本でも普及を
させればいいじゃないと
思われる方も多いかと。
しかし、できないんですね、、
日本の法律がそれを許していない。
じゃあ法律を変えればいいの?
という事ですが、法律を変えられない
事情もあるんですね。
例えば欧州の場合、家庭用の電力は
200Vで供給されていますので、
アースも設置率が非常に高い。
プラグインPVを刺した時の、
流れる電流量や発熱量、万が一の
際の遮断など、特に何もせずとも
比較的安全に利用する事が出来る。
しかし日本の場合、100Vで、
アースの無い回路が殆どです。
例えばプラグインPVで800Wの
電力を電線に流した際、流れる
電流量は日本は2倍、発熱量は5倍
にもなってしまいます。
電線への負担も大きいですが
もっと負担が大きいのが、コンセント
廻りになります。コンセントの発熱に
対する安全性が欧州に比べて低いので
プラグインPVの発電中にコンセントから
発火という危険性を排除しきれない。
日本の家庭の電気配線が欧州に比べ
脆弱なものだから、同じように
導入するという事を躊躇してしまう。
それが、法整備の遅れにも
繋がっていると思います。
じゃあ、未来永劫プラグインPVは
日本では使えないのかと言うと、
そうとも言い切れない。
プラグインPVはその手軽さが特徴。
屋根接地の太陽光の足らざる部分を
ちょっとだけ補うみたいな使い方は
日本でも有効になるかもしれない。
という事で、もし、将来的に
プラグインPVの可能性を家に
残してみたいと思うなら、
屋外にプラグインPV用の
コンセントを設けておくのは
有りかもしれません。
100Vでも200Vでも
対応ができるように
分電盤から専用回線で。
当然アースもつけておく。
電線は2.0mm以上。
この仕様であれば当面は
普通の屋外コンセントとして
使っておくことができます。
そして、いざプラグインPVが
使えるようになったら、
分電盤→コンセントの電気の流れを
コンセント→分電盤に出来るように。
法律の内容によっては、その際
ちょっとした工事が必要に
なるかもしれませんが、
それで外部給電に対応が
可能となります。
外部から住宅に電力を供給する
というシステムですとEVから
という方法もありますが、それとは
何が違うのか?と思った人もいるかと。
EV車→住宅のV2Hシステムだと
もっと大きな設備投資が必要に
なってくるのですが、
プラグインPVであれば、
通常のコンセント配線を
ちょっと強化する程度の
投資で出来るので、
これはやっておいてもいいのでは?
という風に思います。
もしダメでもそれなりの電流を
流せるコンセントになりますので
EVの自宅充電などに使えますし。
新築やリノベの際は
どうぞ、参考にしていただければと。
