2024.06.15
珪藻土や漆喰の壁は調湿効果があり湿度が保たれるイメージがあるのですが、それは冬場に加湿器を使わなくても大丈夫な程度なのでしょうか?
水が無ければ湿度は絶対に上がりません。
漆喰や珪藻土はあくまでも調湿作用です。調湿というのは、ばらつく数字を安定させるという事です。湿度50%~30%の間でコロコロ変わる室内空気を40%で安定させるなどの効果の事を指します。
元々が40%~30%の間でうろうろするような環境であれば35%で安定させるというのが調湿効果という物になります。
まずは加湿をし、そのうえで湿度の変動を安定させたいのであれば、漆喰や珪藻土を使うという事になります。ただ、薄い珪藻土や漆喰では、一般の人が思うような調湿効果は出ないことが殆どです。