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こんなに注意点あるの?太陽光

エネルギーと暮らし

凰建設の森です。

本日も新築の打合せ。
平日のご来社に感謝です。

今週末、いよいよご契約。
凄く凄く個性的な家に
なる予定ですので今から
完成が非常に楽しみです。

さて、本日の話題は、
太陽光発電についてです。

太陽光発電については、
世の中では議論が
別れているように見えます。

今現在YouTubeで、
太陽光発電と検索すると、
否定的な記事の方が多い。

改めて調べてみて驚いた。
まだそういう状況なんだと。

政府や行政が太陽光を進め、
民間のインフルエンサーが否定。

みたいな構図に見えます。

1990年代、屋根に載せる
太陽光発電は日本企業の独壇場。

シャープが世界をリードしていた。

2000年代にはいると欧米が
太陽光発電の大量導入を決め、
日本は一気に追い抜かされた。

負けじと欧米の政策をまねて、
FITの制度を始めたのが2012年。

恐らく2012~2017年くらいまでに
太陽光発電を載せた人は、
まあ、何とか元が取れている。
その後は自家消費で上手く使う。
という感じかと思います。

2018年以降になると、パネルの
収支は以前ほど良くはなくなり、
太陽光発電を疑問視する声も
沢山出てきました。

YouTubeで、太陽光はダメ系の
動画もちらほら出てきました。

コロナ、ウッドショック以降は、
電気代が上昇し、太陽光発電は
プラスを稼ぐ設備ではなく、
マイナスを減らす設備という事で
再度注目を集め始めました。

PPAも全盛期といってよかった。

そして今、PPA事業者さんが、
買取価格の低下を受けて、
軒並み条件を厳しくするので、
再び太陽光に対する疑問が、
芽生えてきたという感じでしょうか。

私の言っている事も変わってきている。
PPA登場以前は、余裕がある人だけ
太陽光を付けておきましょうか。

PPA登場以降は、全員付けた方が良い。
取り付け方は自己負担でもPPAでも、
どちらでもいいから。

政策も絡む、市場の価格も絡む、
地球環境の話も絡む、安全保障も絡む。

太陽光はエネルギーの話なので、
人前で語るなら枝葉の部分まで
調べて話さないと抜けの多い議論に
なってしまいます。

個人の得が最大になる方法と、
社会の得が最大になる方法と、
企業の得が最大になる方法は、
少しずつズレがあったりする。

万能なエネルギー源かというと、
どちらかというと尖った性能の
エネルギー源なので、
足らざるを補う何かは必須です。

しかし、尖り方のデメリットを
補って尚余りあるメリットが
存在するからこんなに普及が
進んできたんですね。

太陽光発電というキャッチ―で
分かりやすい商品なのですが、
導入したり人に勧めたりするためには
非常に難しい勉強をしなければならない。

あまり深く勉強できないのであれば、
「太陽光はやめておけ」という
動画の方がはるかに作りやすい。

小池都知事が太陽光発電を
普及させようとしたときに、
東京都が太陽光のよくある
質問と回答集を作ったのは
記憶に新しいかもしれません。
↓     ↓
%url1%{https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/climate/solar_portal/faq.files/kaitaisinsyo_2.pdf}

76ページに及ぶ大作です。

今回、国土交通省さんも、
太陽光に関するQ&A集を
発表されました。
↓     ↓
%url2%{https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001614229.pdf}

ページ数は3倍近く。

さらさらと斜め読みを
致しましたが、なるほど
その検討は盲点だった
というような事も記載されており
国として再生可能エネルギーに
舵を切り続けようという意識が
感じられる資料でした。

住宅業界の中の人の話を
聞いていると、目の前のプロよりも、
SNSのインフルエンサーの方を
信じる人が多いので困る。

みたいな話が出る事もあります。

これ、他の業界でも聴く話ですが、
太陽光についても同じですね。

なぜ、太陽光の研究を20年以上
やってきた研究者の方よりも、
詳しいインフルエンサーが
存在すると思えてしまうのか。

あなたの業界であっても同じかと、
あなたよりもあなたの専門分野に
詳しい業界未経験の素人が、
居ると思う?

太陽光発電については、
今すぐ導入しないと短期的に
社会に不都合がある訳じゃないけど
長い目で見ると、入れておいた方が
あらゆる面で有利になる可能性が
高いと思えるものになります。

絶対ではないけど、確率は高い。

ワクチンみたいなもんです。
ワクチン打っておけば絶対に
リスクを避けられるわけじゃないけど
打っておいた方が個人社会が
良かったねとなる可能性が高い
という物になります。

会社の業務で、今のまま進むと
数年後に業績が落ち込むことが
見えている。今のうちにこれに
取り組んでおくとそれを回避できる
可能性が高くなる。

そういう時に、変化を受け入れられる
スタッフさんというのは少数派です。
みんな、変わりたくないものですから。

戦後すぐにYouTubeがあったら、
「家庭用給湯器は入れちゃダメ!
危ない、非効率、高価、利権」
みたいなコンテンツがあったでしょう。

100年前にYouTubeがあったら、
「飛行機の開発はやめるべき!
事故→即死亡の機械を信じる?」
みたいなコンテンツがあったでしょう。

太陽光も未来から見るとそういう
段階に来ているように見えるかと。

私は太陽光よりも別の再エネを
やっていくべき段階にいると思う。

これから設置する太陽光は、
夏のピーク負荷軽減のためには
役にたつのですが、それ以外の
季節だと余って無駄になる可能性が
高くなってきます。

夏の午後から夜にかけて、電力を
創造するものにシフトしていくべき。

だけど、住宅を建てるなら、
ついでに太陽光というのは、
まだまだやるべきだと思います。

どうぞ、しっかり勉強したうえで、
用法容量を守り、太陽光を
あなたの家に迎え入れて
あげてくださいませ。

よろしくお願いします。

#未来コストを考える #エネルギー自立 #電気を使い過ぎない暮らし

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー