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どうなるHEMS?

エネルギーと暮らし

凰建設の森です。

本日はメーカーさんとの
打合せと、現場での検査。

新しい全館空調システムを
売り込みに来られたのですが、
なかなか難しい。

等級5~6を想定して
作られた建物に合う
能力の全館空調を、
等級7の家に入れると、
サーモオフの時間が長い。

結果、湿度の下がらない
家になってしまいます。

これはなかなか悩ましい。
等級7の家に焦点を合わせた
物もラインナップしないと、
うちでは使えませんと
お伝えしましたが、はてさて
どうなる事やらです。

さて、本日の話題は、
HEMSについてです。

HEMSというよりも、
住宅のスマートホーム化。

今後の脱炭素を考える時に
エネルギーマネジメントは
非常に重要な課題になります。

より効率的にエネルギーを使う。
しかし、そのためには、まず
使ったエネルギーの把握が大事。

その為のアイテムがHEMS。

体重計に乗らずにダイエットを
しようなんて言う人はいませんよね。

2030年までに家庭部門が出す
CO2排出量は2013年比66%減
というのが目標になります。

どうやって66%減らすのか。
むやみやたらと言っているのではなく
根拠になる資料があります
↓     ↓
%url1%{https://www.env.go.jp/content/000051887.pdf}

住宅部門は63ページからです。

その中で2030年時点での
HEMS普及数の数字が(73ページ)

え?こんなに普及している想定??

はい、そうなんです。
削減目標に対するHEMSの寄与率は
16.5%という想定。ものすごく
HEMSは期待されています。

ところが、実際のHEMSの普及率は
全く思うように行っておりません。

なぜかと言うと、
色んなメーカーが割と好き勝手に
規格をつくったりするから、
結局うまく連携が取れない。

意気込んでHEMSを入れてみたけれど
なんか後から出てきたアレクサとかの
方が便利な気がする、、、

みたいな事が起こっているからです。

共通規格を作って普及させることが
めちゃくちゃ下手な日本の悪い所が
思い切り出てしまっております。

共通規格をつくればいいじゃない。
って思いますよね。

実はあるんです。
むしろ世界の中でも最も早いくらいに
日本にはエコーネットという共通規格が
誕生しているんですね。

しかも、国内の規格に留まらず、
その規格を無償で公開し続けた結果
今では国際規格にまでなっている。

東日本大震災の副産物と言っても良いかと
↓      ↓
%url2%{https://youtu.be/I-tX3FpzbwE}

実用性、拡張性も申し分ない。
世界規格なので今後もなくならない。

それでもその規格に準拠せず、
自社規格の商品を出し続ける、
おたんちんな家電や設備メーカーが
いるから普及が進まないんです。

このままではせっかく規格を日本発で
作って有利な土俵を作ったのに、
それに乗っかった海外メーカーが
市場を掻っ攫うという、どうしようもない
結末が見え隠れしたりします。

菅政権の時に出来た、
再生可能エネルギー等に関する
規制等の総点検タスクフォース。

河野大臣がやっていた時は
大変盛り上がっておりましたが、
今は見る人も少ないかと。

丁度先日公表された最新の動画が
HEMSの普及についてになります。
↓     ↓
%url3%{https://www.youtube.com/watch?v=ir8_7_hG50M&t=2320s}

普及させなくてはならない
というのは私も同意見です。

しかし、今じゃなくてもいい。
とも思っております。

規格がしっかり定まったら、
後付けて入れればいいじゃない。

設備品ですから、替えは効く。
後から出たものの方が低価格で
高機能になっていきます。

ただ、もし気にするのであれば、
エコーネットライトの規格に
準拠したものを選んでおくと、
将来的に楽しいスマートホーム
ライフが送れるかもしれません。

色々買いためたものが、
将来的に全部一つのHEMSと
アプリで制御できるようになると
ちょっと男の子としては
ワクワクしちゃいますよね。

良ければ、参考にしてください。

#未来コストを考える #設備より建築 #電気を使い過ぎない暮らし

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー