これまでお届けしてきたお役立ち情報や業界のリアルなお話を振返りでご覧いただけます。最新のメールマガジンは申込後に購読が可能です。

保険は上がるよどこまでも

災害とレジリエンス

凰建設の森です。

本日はパッシブハウスジャパン
エリアリーダー会議がありました。

もうすぐ2年の任期が終わるので
少しだけ肩の荷が下ります。

そしてお昼からは新築の打ち合わせ
もうすぐ2021年中の着工予約が
埋まりそうな感じです。

なぜしつこくこんなアナウンスを
するか、、、

新規の問い合わせで、
2021年の3月までの完成は
可能でしょうか?
2021年の12月までの完成は
可能でしょうか?

というのがずっと続くから。

申し訳ありません。今の時点では
どちらも難しいです。

完成は2022年のGW以降です。
何卒ご理解いただきますよう
お願いいたします。

さて
今日の話題は、定期的に
お伝えしております保険の話です。

住宅の保険と言えば、火災保険や
地震保険が主に該当しますね。

この火災保険に異変が、、

2018年に6%程値上げが。
2019年にまた7%程値上げ。
2020年は5%程度値上げ予定。

ここ3年程で、毎年6%ずつ
値上げされてきています。

このペースで行くと、12年後に
保険料が倍になります。

東日本大震災を契機に、
火災保険を使って、雨漏りや
外壁を直す工事が横行。

違法スレスレどころか、完全に
保険金詐欺に当てはまるものも。

その結果、保険料の支払額は
こんな感じで推移
↓     ↓
%url1%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2020/06/a158c07824024230c6bc840f2f73ec9d.png}

しかも、2018年、2019年共に、
大きな台風が日本を襲い、
甚大な被害が出ております。
2020年も豪雨があり、
岐阜県の飛騨川なども
大きな被害を受けました。

2020年の被害額はまだ
統計が出ておりませんが、
2018年と2019年の2年の
間に起きた災害だけで
歴代保険金支払額ランキング
トップ10のうち5つを
占める大損害です。
↓     ↓
%url2%{https://www.sonpo.or.jp/report/statistics/disaster/ctuevu000000530r-att/c_fusuigai.pdf}

来年のグラフ、対数表記にでも
するのかなというくらい、
桁違いの被害です。
2018年だけプロットしてみると
↓     ↓
%url3%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2020/06/7da8ff2c19af927a9bb46e99a753f58e.png}

画面、全部見れました??
このくらいヤバイんです。

保険の仕組みって、みんなの善意、
助け合いの精神で成り立ってます。

今はそれが完全に踏み荒らされてる。

保険使って直さないと損をする。
そんな考え方の人ばかりになっては
完全に制度は崩壊します。

保険というのは助け合いの商品。
だけど、保険会社というものが
間に入っている以上、必ず経費が
抜かれています。

払った額よりも受け取った額の方が
多いなんて人は本当に一握り。

そうでないと保険会社なんていう
商売は成り立たない訳ですね。

で、今家を建てる人はどうすべきか。

道は2つです。値上げ前であれば、
さっさと駆け込みで長めの
保険に入っておく。

もう一つは、火災保険という
助け合いの制度が足の引っ張り合いの
制度に代わってしまったものには
頼らない。

本当に最低限のものだけ入っておき
後の事は自己責任にする。

多分、風水害などのオプションが
支払い実績に合わせて値上がります。

それをやめるという事です。

その代わり、万が一が起こりにくい
ちゃんとした家づくりをしておく。

屋根の素材が吹き飛ばないように、
耐久性のある施工にしておくこと。

雨漏りがしないような家の作りに
しておくこと。

風の被害を受けにくい外構にする事
具体的には
弱いフェンスはダメ。
弱いカーポートはダメ。

耐震等級だって同じです。
地震が来た時に壊れると思うから
保険に入ります。

耐震等級3だと地震保険は50%off。
何で保険料がそんなに安くできるか
というと、壊れる事なんてないから。

耐震等級3の人に、保険金を
支払う可能性なんてないと踏んでるから
半額だって、70%オフだって、
どんな値付けをしても保険機構は
儲かる計算なんです。

耐震等級3にして地震保険に入る人は
ある意味寄付をしていると
思ってもいいかもしれません。

勿論、人生にまさかはつきものです。
保険を否定するものではありません。

でも、火災保険の年額で
4万円分のオプションを付けるのを
住宅ローンに回すと、建物に
100万円余分にお金が掛けられます。

そのお金で、防火性能や耐震性能
構造計算や劣化対策をした方が、
いい様な気がしてしまいます。

今後、保険料が上がると、オプションで
出来る事はどんどん増えていきます。

そして、ローンは35年で終わりますが
保険料は一生続きます。

2021年の1月に火災保険が
値上がりをすることはほぼ確定
↓     ↓
%url4%{https://news.yahoo.co.jp/articles/d63303c0f09ee7e713bae67f98e0480a7581f9df}

引き渡しがそれ前後の方は、
少し早めに保険に入った方が
いいかもしれません。

気を付けてくださいませ。

#災害に強い家

登録特典として、小冊子をpdfでプレゼント
+知って得するメルマガを毎日配信

メルマガ

メルマガに登録する

この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

Xアイコン facebookアイコン Instagramアイコン

国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー