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半外吹抜、面積は?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日も内覧会になります。
南西からの風が強く吹き、
かつ天気の良い日でしたので
外の寒さと家の中の暖かさの
差がしっかりと感じられる
絶好の体験日和でした。

さて、本日の話題は、
家の面積の計算方法について。

の中でも、特に一般的には
面積に入らない事もある
半外空間や、吹き抜けに
ついてになります。

建築物の面積の計算方法は
建築面積や床面積、
施工面積など、様々な
方法があります。

たぶん、家を建てる
住まい手の皆さんが、
思い浮かびやすいのが、
床面積かと思います。

人が靴を脱いで歩く事の出来る
部分の面積を床面積と呼びます。
(厳密には定義は違いますが)

坪単価、というあやふやな
指標がありますが、この時に
割り戻すための面積で
使われるのが床面積に
なることが多いのでは?

という印象です。

例えば本日の建物は、
延べ床面積92.12m2
27.8坪という大きさです。

しかし、それに加えて
駐車場から玄関まで
濡れずに入れるための、
ポーチやガレージがあります。
リビングの天井は全面吹抜です。

そういった半外空間や吹き抜けの
面積を入れると、152.52m2
46.1坪という大きさになります。

この46.1坪という数字を
「施工面積」という風に
表記をする事もあります。

床は貼ってないけど天井や
屋根があるんだから施工は
しているでしょ?という
感じかなと思います。

例えば、本日の建物が
6000万円だったとします。

床面積の27.8坪で割ると、
坪単価は215.8万円。

46.13坪で割ると、
坪単価は130.1万円。

全然違うじゃないか
って思いますよね。

でも、そのくらい当てにならない
表し方をするのが坪単価という
価格表記の仕方になります。

住宅建築は、箱の方が安い。
総二階の建物にするといいよ。

それは勿論その通りですが、
断熱気密がしっかりするほど、
中間期に使う半外空間も
充実させると暮らしは豊かに。

それ以外にも、駐車場から
濡れずに玄関に入りたい
という要望にも、半外空間は
必須な事項となります。

吹抜は空間を豊かに魅せますが
空調的にも非常に有利になる。

そういった、プラスαの部分は
床面積には含まれません。

営業戦略的には床面積以外
何もない家を建てて、
坪単価で表すというのが、
20年ほど前から使われてきた
家を安く見せる工夫になります。

相手が割合を見せてきたら実数を
確認する事、実数を見せてきたら
割合でも分析してみる事。

ネットでフェイクを見抜く為の
知恵の一つと言われていますが、
家づくりも同じですね。

弊社、坪単価で80万円です。
(ただし施工面積で表す)

弊社、コミコミ2000万円です。
(ただし13坪プラン)

みたいな事は沢山あります。
坪単価の表記ルールがある訳でも
何でもありませんので、どんな
打ち出し方をしたってそれは
その建築会社の自由です。

最初は安そうな事を言っていたのに、
話しが進むにつれてどんどん価格が
高くなっていってしまった。

4000万円から始まった計画が、
気づいたら5000万円を超えていた。
なんてことは沢山あります。

どうぞお気をつけて。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー