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子供部屋無いんですか?

日本人の暮らし

凰建設の森です。

昨日一昨日と、秘密の内覧会。
ご参加いただいた方、
ありがとうございました。

今回のおうちは、4人家族。
お父さんお母さんと子供たち。

と説明すると、
この家の子供部屋は?
と聞かれます。

はい、無いですね。
厳密にいうと、無いように見える。

最近流行りの後で仕切れるとか
そういうのでもなく、無い。
ように見える家なんですね。

メルマガ読んでいただいて
長い方は「あ、またこの話か」
と思われるかもですので、
さらりと読み飛ばして下さい。

子供部屋の在り方については、
家づくりを考える時に
けっこう悩んだりしますよね。

子供部屋についてじゃなくても
世の中の事で正解が分からない
ものが出てきたら歴史を紐解く。

私たちは小学校の時から
そう教わっていたはずなんです。

その物事の成り立ちを知る。
昔の事を学んで今に生かす。

ということで、子供部屋に
関係する論文を片っ端から
読んでみると分かりますが、
頑張って研究すればするほど、
子供部屋を作る事の弊害の方が
大きい事が分かってきます。

1998年に発表された
江戸川女子短大の神野先生の論文
近代日本における子供部屋の誕生
というものがあります。

ちょっと話がずれますが、
論文を読むって、すごく難しい
事だと思っていません?

それはあなたが、最初から文章を
理解しなければと思っているから。
実はそんなことは無いんですね。

論文の読み方はこの二つ。
出だしの背景と最後のまとめ。
まずこれを読むんです。

100ページ以上の博士論文でも、
この2つは簡潔にまとめてあります。

そこで興味を持ったら、
中身を読み進めればいいんです。

という事で、先ほどの論文の
まとめだけを読んでみましょう。
↓     ↓
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多分、これに反論できる人は
いないのでは?

子供部屋を作る目的という物が
確かに本来はありました。

しかし、子供部屋を作れど
その目的からはむしろ遠ざかり、
弊害ばかりが目立ってきた。

そのうち、目的は忘れ去られ、
子供部屋を作る事自体が目的に
置き換わってしまった。

あなたの職場にもありますよね。
昔から続いている意味不明で
非効率な「謎ルール」

現代日本における子供部屋は
まさしくそれと同じです。

もっと言うと、クリスマスや
ハロウィン、恵方巻に
バレンタインデーと同じ。

文化として定着したものではなく
マーケティングの結果として
社会に浸み込んだものなんです。
詳しくは論文参照。ググってね。

なので、子供部屋ですが、
結論としては無くてもOK。

むしろ無い方がいいです。

その代わり、子供部屋を
作る目的だけは果たせるような
家の作り方をしておきましょう。

なんてったって、生物が巣を
作るのは、幼体を外敵から
守るためですから。

つまり、家づくりの本質は
子供の為なんですね。

しかしその本質の結論が子供部屋を
作る事ではあまりにもズレ過ぎ。

あなたが当たり前だと信じて
止まない世の中の殆どの物事は、
戦争が終わってから始まった物。

我が子が本当にかわいいのなら、
子供の健やかな成長を願うなら、
近視眼的に子供部屋を作るよりも、
子供の成長に本質的に必要な物が
揃っている家を作りましょう。

そこまで考えたうえでやっぱり
子供部屋という結論を出すのなら
私は反対致しません。

#家族の距離感 #流行より普遍性 #本質的な家づくり

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー