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建てる前からやっておこう

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は、ZOOMでの打合せ。
古民家改修の相談です。

いいですね。最近は新築の
お話もさることながら、
リノベの相談も沢山いただきます。

そして、弊社事務所の隣では、
年明けに公開する予定の
リノベのショールームの工事が
着々と進んでおります。

リノベだけど耐震もちゃんとやる。
リノベだけど断熱はちゃんとやる。
リノベだけど空調もちゃんとやる。

寒い時期での公開となりますので
是非リノベを考えておられる方は
覗いていただけると嬉しいです。

さて、本日の話題は家を建てるなら
建てる前から是非これをやっといて
というものになります。

それが、温湿度などの記録を
取ることになります。

CO2濃度もそうですね。

今までnetatomoを
お勧めしておりましたが、
switchbotでもCO2センサーが
でましたのでどちらでも良いです。

よく、新居に移ってから温湿度を
管理しようとする人が居ますが、
どうせやるなら新居に移る前に
使い始めたほうが断然良いです。

なぜならば変化が分かるから。

例えば温度。
本日、日付が変わってから
朝方までの温度変化を、
今現在岐阜市内のアパートに
住んでおられる弊社のお施主様
(今週地鎮祭で工事が始まります)
のものと、昨年お引き渡しを
させていただいたお施主様の
ものとを並べて表記すると
↓     ↓
%url1%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2024/11/temp.nm_.png}

朝までは寝室の暖房をオン
起きたらダイニングの暖房をオン
寝室の暖房を切ると、途端に
寝室は冷え始める。

温度のジェットコースター。

対して、高断熱な家は、
温度が動かない。

朝起きて、日射取得の為に、
窓のカーテンを開けようか?
いや、もう十分暖かいし、
カーテン開けると今日も
暑くなりすぎるだろうから
このままでいいや。

みたいな暮らしがデータから
想像できます。

CO2濃度はもっと差が付きやすい。
アパート時代は寝室が2000ppmを
はるかに超える感じで寝ている
なんてことも珍しくは無い。

建築物環境衛生管理基準だと
屋内のCO2濃度は1000ppm以下。

学校環境衛生基準によれば
教室のCO2濃度は1500ppm以下。

一番高い時間帯でも、
1500ppmを下回る環境で
過ごしていただけるといい。

その為には、夜寝ている間も、
ほんの少し窓を開けておいたり。

そしてそのほんの少しの隙間から
めちゃくちゃ寒い空気が入る。

アレコレ試してみて、
適切な換気と快適な温湿度を
両立させるのは難しい!

っていう事を、アパート時代から
実際にやって体験しておいた方がいい。

そうすると、新居に移った際、
あれだけ苦労していたCO2濃度の
コントロールと家の快適性が、
何もしなくても両立できている、、、

というのがよく分かります。

温湿度、CO2濃度を測ると、
空気の質が見える化されます。

それ自体はいい事なんですが、
昔のアパート時代はそういう事をせず、
新居に移ってから温湿度やCO2を
測り出すというのをやりますと、
昔のアパートではCO2が2000ppmを
超えていてもすやすや寝ていたのに、
新居で1000ppmを超えているのを
見て、換気がおかしい!寝苦しい!
みたいな事を言いだす人も出てきます。

アパート時代のCO2は見える化
されていませんので、そんな環境だった
事は知らぬまま、よりCO2濃度の低い
新居でもおかしいと思っちゃう。

4人家族で車で外出して、
空調を内気循環モードにすると
室内のCO2は5000ppm以上になる。

眠くなりはすれど、それで
深刻な健康被害は出ません。

見える化されていないだけで、
私たちの身の回りには高CO2濃度の
環境は沢山ありますが、人間は
CO2濃度をかぎ分ける器官は無いので
それは分からずに過ごしております。

意識の外にあるのがCO2濃度。
もし、それを見える化したいのであれば
新居に移る前からやっておいた方が、
ずっと幸福度の高い結果になります。

ぜひ、温湿度とCO2を測るなら、
建てる前からやっておきましょう。

netatomoでも、switchbotでも
構いませんので。

参考にしていただければと。

#本質的な家づくり #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー