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引き違い窓は使うべき?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

そういえば案内を忘れてました。
5/19(日)一日限りの
完成内覧会を行います。

予約状況は申し込みフォーム
https://ohtori1.com/p/r/EjO8p6YV
からご確認くださいませ。

このおうちは、かなり見どころ満載。
色んなアイデアが入ってますので
是非一度見ておくと良いかもです。

日に日に陽気が良くなりますね。
今の時期、明け方は寒いけど
日中は暑い。そんなことを
感じません?

適切な性能を持った家に
適切な住み方をすると、
その家は今の時期、平均の
温度で常に一定になります。

明け方は暖かく、昼過ぎは涼しい。

そんな生活をするために、とても
重要なのが窓です。

そしてこの質問、よくいただきます。

決して使わないとは言いません。
日本人は昔から引き戸文化です。

理屈関係なく、窓は引き違いと
決めている人も居ますので、
要望があれば使います。

ただ、積極的には使いません。
なぜかというと、質問にもある様に
性能が落ちるから。

同じ大きさの窓で、FIX(開かない)
と引き違いを比べた熱画像が

上がFIX窓、下が引き違いです。

これ、国内では最高等級の
樹脂トリプルガラスの窓ですよ。

それを使っていてもこうです。

引き違いから入ってくる漏気は、
窓の性能を著しく落とします。

JISの試験では窓に気圧のかかる
条件では行いませんので、https://www.gbrc.or.jp/assets/test_series/documents/he_02.pdf
※JIS試験のイメージ図

カタログの数値は漏気の影響が
ほぼ無視されたものになります。

しかし、実際の使用環境では
殆どの日本の住宅では室内は負圧
特に1階の掃き出し窓は温度差の
圧力も手伝って大きな負圧です。

なので、カタログ数値には出ない
この熱画像のような結果が
実際の使用環境下で起こります。

カタログスペックの数値以上に
引き違いは性能が落ちていると
思ってください。

数値遊びをしたいのであれば、
高性能なトリプル樹脂窓で
引き違いでもOKです。

でも、このメルマガを読んでいる
あなたは、おそらく数値遊びより
実際に暖かい家、涼しい家を
求めているはずです。

低性能な窓+こんな感じの暖房

もありますが、
これこそ設備に頼った定期的に
お金のかかるお手本みたいなもの。

ちなみにこの暖房の出力ですが、
Uw値4.5の窓が、Uw値1.5の窓に
変わった際の熱損失差分ぴったり
で設計されてます。

計算上、得られる快適性は同じ。

相手は賢いんですよ。
あの手この手で住まう人を
設備依存にさせようとしてきます。

気を付けましょう。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー