これまでお届けしてきたお役立ち情報や業界のリアルなお話を振返りでご覧いただけます。最新のメールマガジンは申込後に購読が可能です。

植樹、何年想定?

日本人の暮らし

凰建設の森です。

本日は打ち合わせ。
新築の打ち合わせと、
リノベの打ち合わせ。

新築でもリノベでも、
考える事は沢山ありますし
打合せも長くなります。

打合せ中が一番大変でも
あるし、楽しい時でもある。
是非今を楽しんで頂ければ。

さて、本日の話題は植栽。

家が建ったらせっかくなので、
緑のある暮らしをしてみるのを
お勧めしたいところです。

やり過ぎて樹木だらけの庭も
管理が大変ではありますが、
木が一本も生えていない庭も
少し寂しいものになります。

で、木を植えるのはいいですが
少し気にかけていただけたらと
思うのが、その植栽、この先
何年を想定しています?

という話になります。

樹木は寿命の短い物でも
20年程度。長い物だと
何百年も生き続けます。

高さも最初は1~2mだったのが
いつの間にか家より高くなる
という事もよくある話に。

人や家よりも長寿なのが樹木
しかし、戦後80年、日本人は
家と一緒に木を植え木を伐り
過ごしてきました。

巨大になり過ぎて伐らざるを得ない。
そんなものもあるのでしょうが、
折角作った庭を、家の建て替え毎に
壊してここまでやってきた。

勿体ないんですよね。木が。

山田守が夢見た50年後の、
森に包まれた日本武道館
みたいな、時間の流れと共に
建物が完成されていくという
感覚はプロにも無い事が多い。

建物が完成した時が、
すべての完成。
その後に育って行ったり
手を加えていくという
価値観はあんまり無い。

だから巨大になる木を
敷地の境界に近い所や
家に近い所に植えて、
今が一番いいという状況を
つくってしまう。

樹木が大きくなった時に
隣地や道路に飛び出すと、
管理するのは大変です。

なんでこんなに際に植えた?

という植栽は世の中に
沢山あります。

木を植えるのは賛成です。
しかし、その植栽が、20年後
30年後に邪魔になるような
植え方をするのはよくない。

その木は背が高くなる木なのか
横に広がって行く木なのか。

そういう事を考えて植えるべき。
できれば、植栽と家の寿命は
合わせて考えてあげて欲しい。

100年後、200年後に、
「この家の新築の時に撮った
写真だけど、その時はこの木は
まだこんなに小さかったんだね」

みたいな会話を子孫がするような
そんな未来を遺してあげられたら
素敵だと思いません?

先の事を考えている余裕なんてない。
という人も少なくないかと思います。
だから、みんながみんなそういう
考え方になってほしいとは思わないし、
自分の出来る事の範囲だけでもいい。

気づいた人から、出来る人から、
少しずつ先の事に思いを馳せて、
家づくりをしていただけたらと。

例え自分が成したことの恩恵を
受けるのが自分じゃなかったとしても
後の世代の人が豊かになるのであれば
後の世代の人が楽になるのであれば、
後の世代に迷惑を掛けずに済むなら、
それは価値のある事だと思います。

良ければ参考にしていただければと。

#流行より普遍性 #本質的な家づくり

登録特典として、小冊子をpdfでプレゼント
+知って得するメルマガを毎日配信

メルマガ

メルマガに登録する

この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

Xアイコン facebookアイコン Instagramアイコン

国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー